ちゃおチャオブログ

日々の連続

ラオス北部紀行(60)ルアンプラバンへ戻る途中の山岳民族集落で。

最後にもう一度緑の淵を眺め、ゲートを出る。
 
 
 
最後のここにきて、沖縄、石垣島の川平湾のあの微妙な、妙なる色合いを思い出した。
 
 
 
最後のまた林間を抜けてゲートを出る。
 
 
 
 
 
ああ、日本にもある花が咲いている。
 
 
 
ゲートの外の土産物店。奥の衣料品店で、T-シャツを2枚、土産に買う。
 
 
 
角の果物屋で、マンゴーが美味しそうだった。帰りのバスの中で食べよう。
 
 
 
ルアンプラバンへ戻る途中、思いもよらず、山岳民族の集落に立ち寄った。
 
 
 
 
 
幾ら山の麓とは言え、こんな熱帯地方で、北国の動物、クロクマが飼育されてりる理由はよく分からないが、檻の中の熊は如何にも元気無さそうだった。しかしラオス人にとっては、熊を見るのは珍しいのかも知れない。パンダではないが、ラオス人にとってのパンダに違いない。

最後にもう一度緑の淵を眺め、ゲートを出る。この滝については前回来た時は知らなかった。パークウーの洞窟とドブロクの村へは行ったが、仮にこの滝の存在を知っていたとしても、二泊三日の旅程では、この滝までやってくる時間はなかっただろう。今回の旅行に際しては、一緒にタイ語を勉強している稲さんよりその存在を知らされ、ルアンプラバン訪問に際しては是非来てみようと思っていたが、来て良かった。東南アジアの色んなところを旅行しているが、ここも又、長らく記憶に残る場所となるだろう。

先刻来た時も感じていたが、ゲートの外には多くの土産物店が並んでいて、ちょっとした賑わいを見せている。呼子も騒がしい。そうだ、折角この滝に来た。この滝の存在を教えてくれた稲さんに「滝」のT-シャツをお土産に買っていってやろう。ラオス文字で「ナムトク」(滝)と大書きされたシャツがある。そうだ自分用にも1枚買って行こう。良い思い出になるに違いない。

さてルアンプラバンへ戻る途中、マイクロバスは予想外の場所に立ち寄った。山岳民族の集落で、自分が知らなかっただけで、最初からこのコースに組み入れられていたのかも知れない。山岳民族、少数民族はタイ同様、この国にも多く、カレン、リス、モン、アカ、等、タイの北部に生活している少数民族と同じ民族が国境をまたいで生活している。正確に言うと、彼等が元々住んでいた山岳地帯に、後からやってきたタイ族ラオス族が勝手に国境線を引いたことに他ならない。

我々のマイクロバス以外にも、観光客が続々押し寄せてきて、一方通行の歩道の両側には、これ等各種族の少数民族の土産物店が立ち並び、外人観光客など興味深そうに眺めている。種族の違いは自分には分からないが、ドライバーの説明によれば、着ている物とか、顔の輪郭、話し言葉等で違いは分かるようだ。小さな子供のあどけない顔を見ていると、アジアの源流、日本の源流は案外、こんなところから派生してきたのかなあ、と想像が花開く。何か買ってやろうと思ったが、他の乗客が誰も買わず、日本人の自分だけが買うのは何か気が引けて、そのままバスに乗り込んだ。
 
 
 
 
他のバスの観光客も並んで小道を歩く。
 
 
 
ここはラオス政府か国連により、少数民族がここへ集められ、保護されているようだ。
 
 
 
観光客相手の土産店が並んでいる。
 
 
 
民芸品などが売られているが、余り買う人はいない。
 
 
 
民族調の織物など綺麗だ。
 
 
 
手織りとは言うが、中国製の機械織りだろう・・。
 
 
 
一方通行の小道の両側はずっと土産店だった。
 
 
 
売り子は殆どこの様な子供が主体だった。