ちゃおチャオブログ

日々の連続

ラオス北部紀行(73)ウドムサイ(อุดมไส)の子供達。

バスターミナルへ戻ると、丁度西日が沈む所だった。
 
 
 
ああ、空気が澄んでいるから日没の空も美しい。
 
 
 
ターミナルから200m程先にテント村がある。
 
 
 
ちょっとしたマーケットになっていて、フードコーナーもある。
 
 
 
あれ、手びち(豚足)も置いてある!
 
 
 
今晩は必至ぶりに手びち料理だ。
 
 
 
 
 
うーん、ビールが美味しい。
 
 
 
 
 
ウドムサイ(อุดมไส)の中心部、県庁舎やマーケット、閉館中の博物館等を見て回り、ゆっくり大通り、これはこの国の国道1号線で、この通りの先で二手に分かれて、右に行くと中国国境、左に行くと、ルアンナムターを経由してタイ国境(メコン川)へ通じる、幹線道路なのだが、このウドムサイの町の中心を縦断しているが、その大通りをバスターミナルに向かって歩く。

先刻もこの通りを歩き、町の中心部に行ったが、殆ど目を引くようなものはなく、どこか日本の地方都市のとうな、町の真ん中を国道が走って、その周辺に街並みが広がっている、と言った感じだ。右手に、先刻登った小山「プータート」が見え、左手にテント村のような簡易マーケットが見えると、もうその直ぐ先はターミナルだ。漸く陽も西に傾き、バスの屋根を赤く染めている。排気ガスや公害の無い国だから、こんな街中ですら夕焼けも綺麗に見える。

先刻の酒盛りをしていた女性達は既にお開きになっていて、フロントには話をする相手もなく、部屋で一休みし、夕方の食事待ちをする。移動日は変な時間帯に食事することになり、先刻も、昼大分過ぎてから、ミニバスがこのターミナルに到着してから食べたので、まだお腹はそれ程空いていない。

夜になって、頃合いを見て、「プータート」の丘の向かい側にあるテント村へ出かける。夜はそれでも昼間よりは人でも多い感じで、このテント村も衣料品が主体で売られているが、その一角にはフードコーナーもあり、珍しく「手びち」、これは沖縄方言だが、普通の言葉で「豚足」が置いてあり、如何にも美味しそうに見え、豚足料理を食べることにする。もう殆ど中国に近い場所だから、こうした豚足のような中国料理も人気があるのだろう。

夜道は街灯もなく、往来するトラックのヘッドライトの灯りを頼りに200m程離れたバスターミナルまで戻る。この時間、もうターミナルの営業も終わっていて、事務所は真っ暗になっているが、昼間食事した3軒程並んでいるレストランはまだ営業していて、何人かの客もいた。ここが開いていたなら、何もテント村まで行くこともなかったか・・。

再び商事も出来ないので、ビール1本だけ頼み、時間を過ごす。今から部屋に戻っても、写りの悪いテレビがあるだけで、しかもラオス語は分からない。ゆっくり、夜のしじまを眺めていると、近くの子供たちが寄って来る。周りは真っ暗だが、時間を見ればまだ8時過ぎだから、それ程遅い時間でもない。子供たちが外で遊んでいるのもそれ程不思議ではない。

子供達にタイ語で話しても、タイ語は通じない。しかし、意味は分からなくても、子供達には変な外人が変なことを言っている、と肌で分かるのだろう。ニコニコ、ケチャケチャ、警戒するでもないが、遠巻きに近づき、当方の目の前で遊んでいる。遊びを当方に見せる、という風でもないが、外人に見てもらうのは嬉しいのかも知れない。明るく、健康的だ。後、10年、20年後、どんな大人になるだろう。今は日本も日本人も理解できないが、いつか大人になって、日本のことも知ることになるだろう。
 
 
 
 
食事を終えて、ターミナルに戻ると、事務所の電気は消えていたが、まだレストランは開いていた。寒いのか、たき火をしている。
 
 
 
当方も火にあたっていると、近所の人もやってきた。
 
 
 
夜の時間でも子供たちは元気に遊んでいる。
 
 
 
子供達は元気で可愛い。
 
 
 
ああ、幸せそうな母子だ。
 
 
 
子供達が又更にやてきた。
 
 
 
言葉は通じないが、子供達も変な外人を見て、喜んでいるようだ。良い子だね。おやすみ!