ちゃおチャオブログ

日々の連続

ラオス北部紀行(93)ラオス北部の町「ルアンナムター」(หลวง น้ำท่า)着。

稲作を刈り取った後の耕作地がどこまでも続く。
 
 
 
大きな建物も見えて来た。ルアンナムターの町も近いか・・
 
 
 
ラオス国境の町「ボーデン」からバスで約2時間、ルアンナムター郊外のバスターミナルに到着した。
 
 
 
大きなターミナルを取り囲むように果物店、簡易食堂などが並んでいる。
 
 
 
ターミナルには時刻表もかかっているが、これを見ても意味が分からない。
 
 
 
市の中心部に向かうメインの通り。
 
 
 
 
 
ラオス国境の町「ボーテン」を出たバスは、途中の交通チェックポイントでちょっと止まっただけで、そのまま高原状の耕地の中、刈り取られた稲作畑の中をラオス北部の主要都市「ルアンナムター」(หลวง น้ำท่า)に向かって走り続ける。途中のちょっとした集落の中で、道路は二手に分かれ、左に行くと先日訪問した「ウドムサイ」(อุดมไส)に向かうが、このバスは左手の道路を取って進む。彼等ラオスの学生は、「ウドムサイ」へ行くと言っていたから、この道路を左手に行ったに違いない。

「ルアンナムター」はタイからやってきた旅行者がメコン川を渡って最初に到着する街。この町を経由して北部の中国・雲南省へ行ったり、又先刻の分岐点を通り、ウドムサイの先の「ルアンパバン」(หลวงพระบาง )へ向かう交通の要衝にもなっている。先日ウドムサイのバスターミナルで偶然出会った大阪茨城出身の整骨医も、ルアンナムターに一泊後、長距離バスで昆明まで出て、そこから関空行の飛行機で帰国すると言っていた。

長距離バスに乗って国境の町「ボーテン」から凡そ2時間、ルアンナムターの郊外、国道沿いに新設されたバスターミナルに到着する。ここから市内へは乗合トラック、「ソンテウ」(สองแถว)に乗って市内中心部近くにある旧バスターミナルまで向かう。ここから街の中心部までは歩いて4-5分の距離。今晩のホテルを探す必要があり、街の中心部まで出れば、幾つかのGH(ゲストハウス)はある筈だが、明日は又このバスターミナルから郊外の新設ターミナルまで出て、更にそこからタイの国境に向かう予定だ。

明日のことを考えたら街中に出るのも面倒だ。ターミナルを出た直ぐ横、この町のメインのストリートに面した場所に1軒GHがある。値段を聞くと500B、1500円。街中へ出ればもっと安い宿もあると思うが、探すのも面倒だ。旅の後半は、旅行に対する新鮮味も薄れ、何事にも面倒臭さが付きまとう。こうなると、旅ももう先行き長くはない。

殆ど泊り客もいないようなホテルだったが、建物は新しく部屋も綺麗だ。この町を通過する旅行者が1泊の宿を求めて泊るのかも知れない。そう言えば、ウドムサイでもバスターミナルの敷地の中にあるホテルだった。日本流に言えばStation Hotel.単に通過点の町だったら、ターミナルに隣接するホテルに泊まるのが便利だ。リュックを部屋に置き、早速町の観光に出ることにした。
 
 
 
 
郊外のバスターミナルから市内の旧ターミナルまでは乗合トラック、ソンテウに乗って移動する。
 
 
 
市内のバスターミナルの直ぐ隣に、小奇麗なゲストハウス(GH)があった。
 
 
 
「โรงแรม ส่งลาว 」(ローンレーム ソンラーオ)と言う名前のホテルだ。「ラオス旅のホテル」、良い名前じゃないか。
 
 
 
街中よりは少し高めだが、部屋も綺麗で、ここに決めた。
 
 
 
 
 
街の中心部まではホテルから歩いて4-5分、早速町に出る。
 
 
 
メインの通りはこの1本しかなく、この辺りが中心のようだ。