ちゃおチャオブログ

日々の連続

ラオス北部紀行(91)雲南省「磨憨」(モーハン)国境検問所と国境の町。

雲南の山並みに掛かる朝霧。
 
 
 
霧が流れ、雲南の山がくっきりと浮かぶ。
 
 
 
ああ、ここにもお茶畑がある。
 
 
 
お茶畑の先は国境の町「磨憨」(モーハン)だ。
 
 
 
ああ、皆新しい建物だ。
 
 
 
ああ、これは又カジノかホテルか結婚式場のような豪華な建物だ。
 
 
 
この国境の町は、今大々的に開発されている。
 
 
 
 
 
国境に通じる道路も今現在建設途上だ。中国は早いから1年もかからないだろう。
 
 
歩道、遊歩道も同時に整備されている。10年後には立派な街路樹に育っているだろう。
 
 
 
街路樹にも丁寧に養生がされている。
 
 
 
 
勐腊(メンラ)からの凡そ1時間のバスの旅。途中幾つかのリッチそうな集落を通過し、ずっと続くプランテーション農園のような田野に見とれている内に国境の町「磨憨」(モーハン)に到着した。一昨日ラオスのウドムサイからやってきた時は、バスはこの町止まりで、ここでバスを乗り換え「勐腊」バス・ターミナルにやってきたのだった。今日はその反対コースを走り、この町まで戻って来たのだが、今日のバスは乗り換えなしで、そのまま国境を通過し、ラオス・ルアンナムターまで行くのだ。

少しこの国境の町を歩いてみたい気もしたがそれも出来ず、バスの中から街を眺める。丁度「勐腊」バスターミナル周辺の新開発区同様に、街全体が新しい。新たに道路を作り、その道路に沿って新しい街並みを作っているようだ。高級ホテルのようなカジノのような、金ぴかの豪華ビルが道路に沿って建っている。国境の町だから、ラオスからやってくるお客さんを当て込んでこのようなゴージャスなホテルを建てているとは思えず、これは元々の中国の金権体質、金持ちの中国人を当て込んだものだろう。

バスは一昨日の見慣れた町の中央通りを通り過ぎると、ちょっと行った先に例の超モダンな税関ビルが建っている。国境の事務だから、省の管理ではなく、国が建設したものだろう。建物ビエンナーレに応募でもしたような斬新的なデザインの建物がそこにある。中国の威信、威厳、建前を重んじる国だけのことはある。建物の中に入る。中も新ピカで、係官もスマートだ。入国した時と同様、出国時も全く待たされることもなく、殆どフリーパス状態で出国スタンプを押され、中国を後にした。今回の中国はわずか1泊2日、それでも密度の濃いものだった。
 
 
 
 
新道に沿って、新市街がどんどん開発されている。
 
 
 
あ、一昨日通った旧市街だ。
 
 
 
 
一昨日の勐腊(メンラ)行バスはこの辺りのバスステーションから出た。「超市」とは「コンビニ、スーパー」の意味だ。
 
 
 
ああ、「磨憨」(モーハン)の町の直ぐ外れに国境検査場がある。立派な税関だ。
 
 
 
さて、中に入って通関手続きを行う。
 
 
 
嘗ての中国とは信じられないような近代的、機能的税関だ。
 
 
 
 
検査場の反対側(ラオス側)に出て建物を見る。中国語で「磨憨口岸」、英語で「MOHAN PORT」と書いてある。税関は港なんですね。
 
 
 
こちらはラオス語で「ท่ามหัณ」(ターモーハン)と書いてある。「モーハン口(港)」の意味ですね。
 
 
 
ああ、乗車した時のラオス人学生がいた。
 
 
 
最後にもう一枚記念写真を撮って、彼等とはここで分れる。