ちゃおチャオブログ

日々の連続

8.4.(月・晴れ)東証下げ少なし。東センター、慎太郎「やや暴力的に」。

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金曜日、NYが300ドル以上の大幅下げにも拘わらず、東証の下げは少ない。NYが300ドルなら、今日の東証は300円以上下げてもおかしくないところだが、100円も下げない。先物、一時マイナス30万まで改善したが、この一進一退の状況で、採取的には又マイナスを膨らませる。
東証48円安の15、474円で終了。これでは先物精算は程遠い。
 
 
午後東センター。石原新太郎の新刊「やや暴力的に」があったので、借り出す。2000年の新潮新年特別号以外は、2010年から2014年の間の文学界に発表された小文をまとめたもの。
石原さん、この間都知事であり、又、新党立ち上げの党首でもあって、多忙を極めていたと思うが、こうして小説まで書いている。忙中閑あり、将にマルチタレントだ。80歳と言う歳を感じさせない。最初の「青木が原」を読んでみたが、中々面白い。芥川賞選考委員をやっていて、候補作に対する批評をしていたが、自身のこの作品を読むと成程と思う。
彼は政治家というよりは矢張り作家だ。確か去年の文芸春秋に、まだ都知事時代に投稿し、職業として「作家」と自認していたのに、あれ、と思ったが、この「やや暴力的に」を読むと、成程、彼自身は政治を余技と考えていたか、との節もうかぶ。
オリンピック東京誘致を訴え、4選も果たしたが、その半年もたたない内にあっさり都知事の椅子を猪瀬に渡し、新党を立ち上げた辺りは、石原に投票した都民をバカにした話であり、それ以来、彼の信を無くしたが、こうした政治劇も彼にしてみれば余技、ゲーム感覚だったのかも知れない。
 
他に板東眞砂子「眠る魚」。ここまで読めるかどうか分からないが、今年の消夏法の人sつとしよう。
 
 
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