ちゃおチャオブログ

日々の連続

インド世界遺産の旅(24)インドの大地を走り抜けアグラへ。

インドでは牛は聖なる動物。街のあちこちで見かける。
 
 
 
今日の昼食はナンとカレー。ビールが500円が気に食わないが・・。
 
 
 
さて、今日も又インドの大地を走破する。
 
 
 
ジャイプールからアグラまでの約230キロ、殆どが平原だ。
 
 
 
中国満洲や江南平野と同じように広大だ。
 
 
 
ジャイプール市内の手工芸工房で、実演販売を見た後、バスはここから直ぐ近くのレストランに向かう。大きな湖の近くにあるレストランだ。一体に、ジャイプール市内に湖が幾つあるのかは知らない。最初に城の上から見た大きな湖も湖上に浮かぶ宮殿のあった湖も、それから又このレストランの前の湖も別個の湖なのか、実は一つの大きな湖なのかも分からない。バスはその湖の周辺を回っているだけかも知れないは、いずれにしても、この町は水が豊かだ。高い経済力で、人工的に湖が造られているのかも知れない。

お昼に入ってレストランは薄暗い感じの余り流行らない感じの店で、入っているお客さんは地元民は無く、他の外人ツァーの1グループだけだ。こんな店ならビールも安いだろう、と期待していたが、矢張りここでも小瓶1本が500円。これはもうどこでも協定金額のようだ。話は変わるがこの3か月後、一人でインドを旅行し、泊まったデリーのホテルで、ボーイに同じサイズのビールを買って来て貰ったが、100円でお釣りがきた。20円チップを渡し、もう1本買って来てもらったが、街の値段はそんなものだ。阪急ツアーは良いのだが、このビールの値段に関しては不愉快になる。が、外は暑いので、不愉快であっても飲まざるを得ないのだ。

お昼に出されたナンとカレーを食べ、さて、これから今日も又230キロのインドの大地を走破して、最後の訪問先アグラに向かう。本当に平原が続く。日本のように山に囲まれた平野ではなく、平原のずーっと先のポコンと山の起伏が見え、その脇を通り過ぎると、又果てしない平原が広がっている。しかし、どこもそれなりに耕作されていて、荒地や耕作放棄地は見られない。インド人も案外働き者なのか。

広い草原、広野の中で目に付くのはちょっとした煙突だ。畑の中に煙突だけが立っている。高さ4-5m位のものから10mを越える高いものもある。然し煙は余り見られない。何の煙突か訝しく、ガイドに聞くと、煉瓦造りの煙突とのこと。この辺の土地は粘土が高く、天日に乾かしても煉瓦が出来るが、それをもっと効率良く、硬く焼くようにして、あちこちに煉瓦の釜が造られているとのこと。成程、原初的な産業、工業製品だ。こうして段々産業化が進んでいくのだろうか・・。

昨日同様、途中で1回トイレ休憩があって、約4時間でアゴラ郊外にある世界遺産「テイファーブル・シークリー城」に到着した。ここはムガールの帝王、アクバルによって建設された王城だ。この王城が今日最後の観光となる。
 
 
 
 
あちこちに小さな煙突が見えるのは、煉瓦造りの釜だ。初期的な工業化が進んでいる。
 
 
 
山裾には街も形成され、鉄道も走っている。あの悪名高いインド国鉄だ。
 
 
 
ジャイプールを出て約4時間、今日最後の訪問先「ファテイーブル・シークリー城」に到着した。
 
 
 
ここも又世界遺産で、アクバル帝により建設されている。
 
 
 
一時、ここはアクバルの都でもあった。