ちゃおチャオブログ

日々の連続

トルコ史跡巡りの旅(36)カイセリから空路イスタンブールへ。

カイセリを3時間遅れで出発したトルコ機、アジアサイドにある国内空港に到着し、今、ボスポラス海峡を渡り、旧市街に向かう。
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ヨーロッパとアジア大陸を分ける海峡、大きなものだ。
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この海峡橋は、確か日本の援助と技術で建設された筈だが・・。
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揺るぎない橋、立派なものだ。
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路線バスも行き来している。
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いよいよ旅行も終盤となった。今日はカッパドキアからバスで1時間程の距離にある、アナトリア
地方の大都市カイセリまで出て、ここの空港からトルコ航空機にてイスタンブールへ戻り、今晩市内のコンラッドホテルに1泊し、翌日には空路帰京する。楽しい毎日だった。旅の中で知り合った人々も気持ちが良い。

昨夜のCaveのようなレストランで朝食を済ませ、又、街中を通りカイセリに向かう。奇妙な形をした岩峰とも今日でお別れだ。昨日カッパドキアに入る前に立ち寄った絨毯店の前を通り、又、暫らく畑地を進むと、大きな街に入る。市電が通っている状況はコンヤと変わらないが、5-6階建ての中層ビルの数や、通りを歩く人の数等からすると、この町の方がコンヤよりも大きいようだ。まあ、いずれにしてもこの地方の中核都市であることには違いない。

カイセリ」。昨日訪問した「カイマクル」同様、どこか日本語に似た語感で、親しみが持てるが、この街も歴史は古く、古くからの絨毯の名産地で、トルコの誇る「キリム絨毯」の名産地でもある。バスは所定の時間にカイセリ空港に到着し、今日までの6日間、上手な運転で乗っていて全く危険も感じず、又気分が悪くなった人もいない、安全運転に努めてくれた50代中半の運転手とはここで分れる。交代運転もせず、一人で最初から最後までキチンとした運転に努めてくれた運転手さん、どうも有難う。トルコ人なりの礼儀正しさ、プロ意識を感じさせる好運転手だった。

カイセリ発イスタンブールトルコ航空の出発時刻は8時50分で、空港には1時間前に着いている必要があり、7時過ぎには既に空港に到着したが、こんな朝早い時間から空港はごった返している。小さな空港の割には、かなりの人で、少し驚いたが、事情を知ると、霧の為、欠航が出ていて、次の便を待つ人で、いっぱいとのこと。チェックインにもかなり時間はかかったが、それぞれスイーツケースなどはカウンターに預け、手ぶらにはなったものの、狭い空港で行き場がない。2階にコーヒーなどが飲めるラウンジがあるが、そこは韓国、中国の団体さんで、空いた席もない。結局、混雑した1階の待合ラウンジで時間待ちすることになったが、運行が中々再開されない。霧の為に飛行できないとのことである。

カイセリ空港は霧も晴れて、薄日が差しているが、イスタンブールの方が深い霧で、向こうからこちらに飛行機が飛んで来れない、との状況。現地ツアー会社の方で、一時は陸路をバスで行くことも検討されたようだが、バスだと8時間以上、10時間はかかるかも知れない。旅行者の負担が大変とのことで、結局運行再開を待つことにした。予報ではこれから霧も上がって来るとのことである。

空港で3時間以上も待たされ、12時前に漸く運行再開。我々グループは再開1番機に乗ってイスタンブールへ向かうことになった。まあ、乗ってしまえば1時間ちょっと。国内便だから大した距離ではない。残念ながら窓際の席ではなく、上空からのトルコの地形を眺めることは出来なかったが、いずれにしても霧か雲で視界は不良だろう。イスタンブールは国際線とは別の国内専用空港に到着。それは共にボスポラス海峡のアジアサイドにあるが、もう既に1時過ぎ。迎えのバスに乗り込み、海峡を渡った先の昼食レストランに向かった。バスから海峡沿いの市内の景色を眺め、ここへ来たのはわずかにまだ1週間前の事だが、何か、懐かしさを覚えた。
 
 
 
 
海峡に面した住宅地。
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豊かな光景だ。
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さて、イスタンブール市内に入った。
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ああ、こんな大きなビルもある。
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イスタンブールはビザンチーム以来の古い街並みを残している。
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