ちゃおチャオブログ

日々の連続

1.21.(水・細雪)高齢作家の死と若いスポーツ選手の死。白鳳優勝。

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昨日が大寒。今日は二日目の寒中。朝の霧雨が細かい細雪に変わり、少しばかり降り積もる。が、半日もしないで溶けてしまうだろう。寒中に似合いの寒さだ。細雪の上がるを待って、市役所へ。髭を生やした丸坊主の職員だったが、案外親切な対応。見た目とは違って優しかった。
 
昨日、陳舜臣さんが90歳で亡くなる。神戸生まれの客家の子孫。大阪外大では司馬遼太郎と同期だった。一緒に中国福建省にも旅行したようだ。
色々良い小説を書いているが、思い出深いのは、弘法大師の入唐の事績を描いた「曼陀羅の人」。この本を読んで空海がいっぺんに好きになった。
 
先週は又宮尾登美子さんが90何歳かで亡くなった。高知出身。彼女も良い作家だった。思い出深いのは「天涯の花」。四国剣山に咲く黄蓮華ショウーマ、この本を読んで剣山へ登り、花を見に行った。主役を務めた宮司役の菅原文太も相前後して亡くなった。皆、それぞれ人生を全うし、良い亡くなり方だった。
 
一方で、二人のスポーツ選手が若くして相次いで亡くなる。先週中日のホームラン王、大豊が62歳で亡くなったと思ったら、昨日は、柔道界の金メダリスト、斎藤仁さんも54歳で亡くなった。随分と若い死だ。肝臓内に出来る胆管ガンというから、手術も難しかったのか・・。
 
イスラム国に拉致された二人の日本人。難しい問題だ。
 
 
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