ちゃおチャオブログ

日々の連続

ボロブドールへの3日間(37)バタビア総督前広場の夜の賑わい。

コタ駅から旧オランダ総督府前広場に抜ける小路は人々で賑わっていた。
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観光客目当ての洒落た店とか、レストランが立ち並んでいた。
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こんなクラシックカーまども展示されていて、人気を博している。
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人々にとって高級車は憧れの的だろう。
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占いや露天商なども多く出ていた。
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さて、Bintanでも飲んで一休みしよう。
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ああ、猫がやってきた。
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大人しい猫だ。物もねだらない。
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ジャカルタ国立博物館には入れないので、この近くにある旧オランダ総督府広場へ向かうことにした。駅からは、そこへ向かう約300m程の歩行者専用の幅5m程の小路が、観光スポットらしく洒落たレストランやら屋台商、出店などがでていて客を集めている。少し洒落たオープンテラスの店があったので、そこで一休みし、通りの人々を眺めることにした。

外国人は比較的少ない。中国人は華僑としてこの国に同化しているから何とも言えないが、日韓のアジア系も少ないようだ。大半は地元のインドネシア人のようで、観光でここへ来ているのか、単に遊びで来ているのか分からないが、そぞろ通りを歩いている。

広場に出た。昔風にリニューアルされたのか、広場を囲む建物、石畳の広場、等々、雰囲気は16-7世紀、バタビア総督時代を思わせるシックな空間だ。凡そ500坪、120mx120m、1500㎡程の広さの広場には大勢の人が集まっている。何をするでもなく、ただ立ち止まり、2-3人、4-5人のグループで、空を見上げたり、話し込んだりしている。その数、凡そ数百人。段々暗くなると共に、その数は増えて来て、立錐の余地も無いというと大げさになるが、感覚的には、それ位沢山の人々がこの広場に集って来て、立ち止まっている。

広場の正面には旧総督府を思わせる白亜の2階建て建物があり、その反対側には、クラシック調の高級レストランがある。総督府はライトアップされているが、レストランの方は、かなり広く、2階のテーブル席なども広場から見えるが、客は殆ど入ってい無さそうだ。地元民にとっては、まだ高級すぎるのかも知れない。

これがオランダ風広場、所謂Park、Squerなのか。夕暮れの一時、人々がどこからともなく集って来て、1日を癒す。知った顔を見つけ、話し込む。500年前の旧オランダ時代、嫌、バタビア時代と言った方が適しているが、そのオランダ人が残して行った夕暮れ時の風習を今のインドネシア人が現代に伝えているのか・・。広場には照明もなく、薄暗い空間の中の人々のざわめきは、オランダ人のようにも、インドネシア人のようにも、人種を越えた人々の平和な集まりに見えて来た。




広場にやってきた。大勢の人が集まっている。
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これから何かが始まるのか・・
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うーん、時間と共にドンドン集まてくる。
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ああ、地べたに座り込んでいる人もいるよ。夕方、この広場に集まること自体が楽しみなんだ・・
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ああ、これが旧バタビア総督府を模した建物なのか・・
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江戸時代、日本からの使節や、商人などもここへやって来たのだろう・・
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反対側には高級レストランもあるが、客の入りはさっぱりだ。
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ショーでも始まるかと思って待っていたが、何も始まらない。人々はこの広場にただ集って、1日の余韻を確かめ合っているようだった。旧オランダ時代からの伝統なのだろうか・・
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