ちゃおチャオブログ

日々の連続

奥多摩・日向和田(2)花の廻廊、即清寺まで。

吉野梅郷からほど近い場所に「きもの博物館」がある。ここは元侍従浜尾氏の生家だったのか・・
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清水の湧く中道梅園で、昼食とする。
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馬酔木が今盛りに咲いている。
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お昼を食べながら、先刻配布された梅園の絵葉書を見る。
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盛花の頃は、こんなに綺麗なんだ。
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ああ、又古民家が廃屋となっている・・
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山桜が人知れず咲いている。
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山の桜も可憐だ。
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東小金井で電車に乗る前にコンビニで弁当を買ってきた。弁当が無ければ沖縄料理の店に入っても良かったのだが、それでは弁当が無駄になる。それに今朝はゆっくりの食事だったので、お腹はまだそれ程空いていない。ゴルフ場の脇を通って、三室山まで登り、御岳を抜けるハイクは今の状態ではとてもできそうにない。今日は山歩きを諦め、日向和田里山歩きをしよう。春の好天、歩いているだけでポカポカ暖かくなる。吉野梅郷梅郷、「花の廻廊」を歩くことにした。

歩き始めて直ぐの場所に「きもの博物館」がある。ここは元侍従の浜尾実氏の生家なのか、古い民家を利用して、嘗て宮様が使用していた衣装類を展示している。浜尾侍従は現皇太子の教育係。いろいろ皇室に新風を引き入れようとした侍従と聞いている。興味はあったが、今日の目的はハイクなので、先に進む。

以前は「梅の廻廊」と言っても良い程の古梅が保存されている「観梅通り」。大分足の方も滑らかになり、歩行距離も伸びたが、矢張り痛みは走る。丁度そんな時、「中道梅園」に出てお昼とする。ちょっとした清水も湧いていて、その横には大きな馬酔木の花が今満開にさいている。ほのかな香りがするが、臭いを嗅いだだけでは酔っ払わない。

昼食時間で少しゆっくり休んだせいか、食後の歩きはかなり楽になった。山里の住宅地、と言っても、当方が住んでいる小金井と殆ど変らない新築住宅が立ち並んでいる民家の間の道をゆゆっくり歩き、下山八幡神社に出る。この辺り鎌倉古道の走っている所で、古くから集落があったに違いない。この神社も鎌倉以前の創建だ。

再び廃屋となっている古民家の前を通ったり、今がミツマタの満開となっているオープンガーデンの庭を通り抜けたり、珍しい、樹木の下に可憐な花を咲かせているカタクリの花を見つけたり、・・しかし、カタクリの花は今頃だったのか・・と思ったり、奥多摩とは言え、日当たりの良い場所は、案外暖かいかも知れない、と思いつつ、足の痛みも忘れ、その内に、痛みも取れて無くなって、この付近での古刹、「即清寺」まで歩き続けることができた。




う・・、次には石割の梅。どこの梅も病原菌で枯れてしまっている。
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オープンガーデンだ。入って見よう。
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ああ、凄いミツマタの林。嘗てはここで、紙の生産をしていたのだろう・・。
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よくよく見れば、ミツマタも綺麗な花弁だ。
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こんな綺麗な花弁を付けている。
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ああ、沈丁花の香り。これも凄い!
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人知れず咲くカタクリの花。
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ここからどんな澱粉質が抽出されるのだろう・・。
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歩くこと約1時間、嘗ての古刹「即清寺」にやって来た。
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