ちゃおチャオブログ

日々の連続

6.9.(火・曇)森元総理と新国立競技場。

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日本を代表する建築家槇文彦さん初め、多くの専門家が新国立競技場の設計を変更すべきだ、と強く主張しているにも関わらず、一人、森総理が、五輪組織委員長として、原案を強力に推し進めようとしている。そもそもイラン人の「Unbuilt」、建設不能の設計家と言われた女性の設計案を強力に推し進めたのは、設計採用委員長の安藤忠雄で、森さんはそれを追認した形だが、このイラン人設計には、当初から委員会内部でも反対論が強かった。その反対を押し切って、安藤氏が決めたのだ。

今になって、この設計図では競技場ができない、と大騒ぎになり、各方面から反対が上がっているが、一人頑固にその反対論を押しとどめているのは、森元総理だ。
元凶と言える。
彼や安藤氏の行動、言論を見ていると、戦前の日本を間違った道に引きづり込んでいった一部の軍国主義者に見えてしまう。上の立場に立って采配を振るい、方向性が間違っていても反対論を押し潰し、自分が思う方向に持って行く。結果責任も負わない。戦前の一部無責任な軍部のトップの亡霊をみているようだ。
森さんが組織委員長に居座り続けたいなら、変更案を受け入れるべきだし、それが出来ないと言うなら、潔く辞任すべきだ。

彼のどんな口車に乗せられたかどうかは知らないが、安倍総理もこの秋にプーチンを招待することに未だに執着している。この話はロシアがクリミヤを併合した時点で、ご破算になっている筈なのに、プーチンー森の刎頸の関係より、未だにこだわっている。安倍さん、兎も角、クリミヤ問題が収束するまで、プーチンを招いてはならない。それが自由主義圏での共通した認識という事を忘れてはならない。変な人の甘言に乗ってはならないのだ。


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