ちゃおチャオブログ

日々の連続

1.15.(金・晴れ)東証続落。最悪のスキーバス事故。

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東証、一昨日の13日に、今年に入ってから7日目にして漸く反発したが、昨日は直ぐにも下落、今日も開始直後はNY株高を受けて300円以上の上げもあったが、10時半、上海市場が開かれると共に、上げ幅を縮め、昼過ぎからマイナスに転じた。
特に午後、参院予算委で黒田総裁が参考人として呼ばれ、日銀は追加緩和の予定は今の所ない、との発言で下げ足を速め、一時200円以上の下げとなり、再び17000円の大台を割り込む。
2年半前、安倍内閣発足と同時に華々しく就任し、黒田バズーカ砲を打ち上げた当時の輝かしい風貌、風采はどこかへ消えてしまい、全く、消え入りそうな、惨めな顔貌をテレビに大写しされ、今の状況には「打つ手なし!」と発言するに及んでは、多くの市場関係者の失望を買っただろう。
政府も下流老人への一律3万円の給付金支給以外の効果的な経済対策もなく、日銀も打つ手なし、となったら、株式市況の泥沼はどこまで悪化していくのか、底が見えない。
今年の年初以来の下げ相場は、そうした日本の暗い現状を反映しているかのごときだ。国民、投資家は石にかじりついても辛抱しなければならない過酷な環境を受け入れざるを得ないのか・・。
最後は少し持ち直し、本日は93円安の17,147円で辛うじて17000円をキープして終了した。


今朝未明、軽井沢、碓氷峠を越えた先の国道で、最悪のスキーバス事故が発生する。39名の乗客の大半は若い大学生が中心で、都立大、農工大、法政、早稲田の20歳前後の学生12名が犠牲となった。
難関の試験をパスし、親の期待を集め、将来を嘱望された若者が、一瞬の事故で命を絶たれた。悲劇的な事故だ。
事故の原因が何だったかは運転手、補助員も同時に亡くなっているので、原因はまだ判然としないが、人為的ミスが挙げられている。ちょっとした不注意で多くの乗客を死の淵に巻き込む。両親としたら、いたたまれない気持ちだろう。心の傷を癒すには長い時間がかかるだろうし、一生癒されないかも知れない。
本人、関係者へのご冥福を祈る。

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