

将棋の世界では既に20年前に羽生善治が7冠を達成しているが、囲碁でも今日漸く井山裕太により7冠王が達成された。前人未踏の快挙。7大タイトルは名人、棋聖、本因坊、王座、天元、碁聖、に今日勝ち取った十段位。
これまでの同時タイトルは張栩が5冠であったが、7年前、井山が18歳の時に張栩名人に初挑戦し、跳ね飛ばされ、翌年の再挑戦で、19歳で名人位のタイトルを取って以来、積み重ねてきた7冠だ。立派なものである。
世界の囲碁界では日本はいつの間にか置いてきぼりを食って、今では中国、韓国の後塵を拝している。最近では台湾にすら勝てなくなっている。今現在囲碁は極東だけでなく、世界中に普及している。中国オリジンの碁は日本で進化発展し、日本は言わば本家本元だ。井山さんを中心に、若い棋士がどんどん出てきてもらって、嘗ての栄光を取り戻して欲しい。井山さん、頑張って先頭を走って行ってもらいたい。
昨日に続き、今日も春の好天。うららかな日差しだ。昨日は野川を歩いたので、今日は浅間へ行く。あちこちに金蘭が黄色の花を咲かせている。これ程沢山見るのは久しぶりだ。丁度ぴったりの季節に来た。

