ちゃおチャオブログ

日々の連続

成都の3日間(10)典味での飲茶料理。

寛窄巷子の所々には、こうした清朝時代の碑が残されている。寛窄名人?集合時間が迫っていて、説明文を読む時間がなかった。
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さて、小路の入り口近くにある今晩の飲茶料理店「典味」。さて、どんな料理が出てくるだろう・・。
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案内されたのは、このレストランの入り口近くの小部屋で、ツアーメンバーは大テーブル2卓に分けられた。
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1テーブル10数人の大人数で、ターンテーブルに乗せられた料理がやってくるのに時間がかかった。
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ガイドの黄さんの顔を立てて中国ビールを頼んだら、青島脾酒の「純生」だった。
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今朝は朝が明けて間もない時間に成田ビューホテルを出て、7時半に税関が開くのを待って通関手続きを済ませ、8時50分の中国航空に乗って午後の遅い時間に成都に到着。高層ビルの立ち並ぶ市内を横断して寛窄巷子という清朝時代の歓楽街を歩き、この街区の入り口近くにある明朝時代の古いレストラン「典味」に入り、これから漸く夕食の時間になる。まだ1日が終わった訳ではないが、長い1日だった。

四川の飲茶料理がどんなものか期待して入ったが、どうもそれは普通のどこにでもあるような中華料理だった。大体「ヤムチャ」と言ったら、色んな種類の小皿料理で、ウエイトレスがワゴンに乗せてテーブル席を回り、お客は気に入った小皿をそのワゴンから取って食べる、と理解していたが、ここの飲茶は大テーブルで、大皿に盛られた料理を皆で分け合う方式。

今回のグループメンバー20数名を2組に分けての大テーブルだから、1組が10人以上。これでは大皿が自分の所に回ってくるのも時間がかかる。これが四川流儀の飲茶ならやむを得ないが、どうも安いツアー料金だから、全員を2テーブルに詰め込んで、大皿料理で経費を圧縮しているのでは? そんな疑念も沸いてきたが、食べている料理自体に問題はない。美味しい中華料理だ。

と言っても矢張り安いツアー料金。料理は中華には違いないが、エビとかカニ、北京ダック等の特別珍しいものもなく、東京の中華店でも食べられる料理と味覚だった。上海風と言うか香港風と言うか、比較的淡白な味だった。野菜炒めや八宝菜、スープに煎餅、お団子程度、数えた訳ではないが、まあ種類としては10品位はあったか・・。

ツアーのビールは街で買う5倍ー10倍はすると分かっていても、それは又添乗員のチップ代わり。1本は取ってやらないと可哀想だ。1本25元、500円は大体どこのツアーでも協定価格か。出てきたのは青島脾酒の「純生」。これはサントリービールだ。中国では「三得利」の名前で売られているが、確かサントリーは去年中国利権を青島ビールに売却したのだっけ?まあ、小瓶と言うのが少し情けなかったが、「純生」と中華料理、取り合わせは良く、美味しく四川飲茶を頂くことができた。



飲茶は小皿料理と思っていたが、四川の飲茶は大皿か??
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まあ、皆さん余りこだわりもなく、美味しそうに頂く。
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東京の中華店で食べる料理と殆ど変わらない。
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まあ、この程度の旅行代金だから、料理もこの程度だろう。中華はどこへ行っても間違いはない。
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さて、1時間程の食事を終えて、ホテルに向かう。成都はかなりの西方にあり、7時になっても外はまだこんなに明るい。
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