ちゃおチャオブログ

日々の連続

7.5.(火・曇)小池の乱。アメリカの常識ークリントン訴追せず。

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初代防衛省大臣、小池百合子が「私は自民党員として都知事選に出馬する。」と宣言して1週間以上は経つが、今日の石原都連会長との会談でも、自民公認は得られなかった。安倍総理初め、党内首脳部には小池アレルギーがあるようだ。党としては、増田前岩手県知事を押したいようだが、当の本人が首を縦に振らない。自民が分裂しての選挙では勝ち目がないとみているのだろう。

今回の知事選は、自民にとっては大逆風。誰が立っても勝つのは至難だが、党内分裂ならもう殆ど目がない。こういう時こそ民進ががちっとした候補者を立てれば、民進系列の都知事が生まれると思うのだが、こちらも又グタグタしていて冴えない動きだ。自民、民進共に、所謂「Governance」を失っている感じである。候補者選びに関しては、ノーコントロールだ。2代目石原、親父程の威厳も威力も欠けている。

ここへ来て、小泉、細川も外野からチャチャを入れてきているので、混乱に輪をかけている。来週13日が締め切り日、小池さん以外に果たしてどんな候補者が出て来るか・・。

都知事はこれからの問題だが、今度の日曜日、鹿児島県知事選、NHK記者の三反園に勝ってもらいたい。現職が4期も続けて知事をやるような沈滞した政治風土をこの日本から無くしていってもらいたい。


嘗ての本国、英国が滅茶苦茶なことをやっていて、世界経済が大恐慌の崖っぷちにまで追い込まれる危険性を孕んでいるが、その末裔、米国は新大陸に移住し、常識的な判断をしている。

クリントンが次期大統領に相応しいかどうかは別にして、トランプがなったらたまらん、と言う常識派の考えが大勢を占めているのか、昨日、FBIコミー長官がクリントンのメール問題については、今後刑事的な追及は行わない、と公表。クリントンはトランプとの戦いに於いて、マイナスダメージの足かせが外されることになった。

それでも、クリントンには、都知事選出馬の小池同様の、かなりの多数が嫌悪感を持っていて、果たしてどちらが大統領になるのか、米国民すらも現段階では予測不能だが、まあ、いずれが大統領になったとしても、米国の常識が大統領職を動かすことになるだろうと、自分は楽観している。


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