ちゃおチャオブログ

日々の連続

顕鏡寺の白蓮さんと石老山(8)見晴らし台経由山頂へ。

登山道を登り始めてから10分も掛からない内に、寺の裏側の斜面に出る。
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この斜面からは相模野が一望に見渡せる。
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調度顕教寺の裏山に当たり、墓地も真下に見える。白蓮さんのお墓はどれかなあ・・
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山里の長閑な風景だ。
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見晴らし台からは相模野の盆地がずっと先まで見渡せる。
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登山道を登り始めてから少し行くと、道は二手に分かれている。真っ直ぐ直登すると奥の院経由で山頂に向かう。右手に登って行くと、寺の裏側の斜面に出て、お寺やその先の相模野が一望に見渡せる。今日は時間があるのでゆっくり登ろう。お寺の裏山、見晴らし台を経由して山頂へ向かうことにした。

先刻墓地から山を見上げると、斜面を歩いている登山者が何人か見えた。今自分は丁度その時眺めた山の斜面を歩いている。今はお寺が真下に見える。特に墓地などは山肌に近いせいもあって、崖の直ぐ下だ。上から白蓮さんのお墓を探してみるが、似たような墓石が多く、どれか特定できない。よくよく探せばどのお墓かは区別できるだろうが、今更そこまでする必要もないだろう。既に墓参りは済ませている。

見晴らし台には既に何人かの登山者が一休みしていて、眼下の景色を眺めている。視野の雄大さから言ったら八王子城址の見晴らし台には敵わないが、ここも高台になっていて、波打つ相模野の大地が見渡せる。平和な光景。昔の奈良の人々が三山に登り、眼下の盆地の家々から棚引く煙を眺めて感じたように、山里の集落の平和な日常が押し寄せてくるようだ。日本は実に争いの無い、平和な国なのだ。問題はこの経済的事情。多額の借金を子や孫の世代に押し付けるべきではない。

見晴らし台は少し多めの登山者で騒がしく、ゆっくり眼下の景色を眺めている余裕もなく、写真を撮って、一休みして、引き続き山頂に向かう。ここから先は森林の中の山道。行き交う登山者も極端に少なくなる。奇岩、岩石も殆どなくなり、歩きやすい登山道が続く。流石に東海自然歩道のコースだけあって、山道は良く整備されていて、歩きやすい。10分も歩かない内に、先刻二股に分かれた直登道と合流し、更に30分も歩かない内に、8合目、相模湖の見渡せる展望台の休憩場所に着いた。



山里の桃源郷のような景色だ。右手が丹沢の山並み。大山か・・
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山道に咲くフジバカマか・・
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見晴らし台から先は奇岩も少なくなる。
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この山の岩石は600万年以上も前に小さな石、礫岩が地中(海底)の圧力で固められ、大きな岩石となったもので、この石はその特徴を良く見せている。
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見晴らし台から約30分、展望台に到着。今度は眼下に相模湖が見えてきた。
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