ちゃおチャオブログ

日々の連続

行き違いのタイ旅行(16)鉄道沿線の風景。

タイの鉄道の沿線にはいろんな出店があって、見ているだけでも楽しい。
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どこか、次の駅にやってきた。かなりの人が客待ちしている。
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クローンタン(คลองตัน)。「運河の行き止まり」、「運河の終わり」を意味する。昨日乗ったフェリーの最終の船着き場だ。
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ああ、駅は小売店に占領されている。・・裏金はどれ位必要だったか・・
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乗客は皆沢山の手荷物を持って乗り降りしている。
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一昨日はアユタヤからバンコクまで列車に乗って帰ってきたが、この沿線は数年前の大洪水で辺りが全面的に水没し、その後復旧されているので、昔風のタイの家並みを見ることは少ない。それに日本を初めとする外国資本の大工場が連続していて、この沿線からはタイの昔風の風物を眺めるのは殆ど失われている状態だ。だが、この空港線、マッカサン駅周辺の状況は、立ち退きも区画整理もままならず、列車は軒先すれすれを走り、沿線沿いには列車の臨時停車を見越しての物売り屋台などが数多く出ている。以前稲さんからバンコク南部を走るメークロン線が面白い。線路のきわまで売店が出ていて、列車が通り過ぎると線路上は直ぐにも即席の市場に早変わり、などの話を聞いていたが、ここも又メークロン線同様、タイ人の逞しさが見て取れた。

クローンタン(สถานีคลองตัน)と言う駅名が見えたが、ここは昨日プラトナムからラムカムヘンまでボートに乗って戻ってきたが、そのエキスプレスボートの終点の名前だ。「タン」(ตัน)とは「行き止まり」、「閉じる」と言った意味で、通勤ボートもここまでしかやってこない。この地区、District、は東京で言えば「区」のようなものだが、この辺は「クローントイ区」(เขตคลองเตย)。昨日の運河の出発地も同様に「クローンナーガ区」だ。実にバンコクは運河と運河、「クローン」と「クローン」(คลอง)の繋がりによってできている、と言っても過言ではない。東洋のベニスと言われる由縁だ。

さて、クロンタン駅を過ぎると次はマッカサン。もう殆ど市の中心部だ。この駅では大半の乗客が下りて、車内に残っているのはほんの数人。ここから先の終点、バンコク中央駅までは、車両の入れ替えの為のポイントの切り替え等で、随分の時間がかかるが、それを知っている乗客は、ここで下車して、バスとか地下鉄、BTSやツクツクに乗り換えて、目的の場所に行くことになる。当方、バンコク中央駅、フアランポンに用事があるので、列車にはそのまま乗り続け、進行を待った。



お客さんは大体降りて、列車は進行する。
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段々都心部に近づいて来る。ああ、ペッブリー通りにあるバンコクホスピタル(โรงพยาบาลกรุงเทพ)が見える。ここには日本語の話せるお医者さんもいて、良い病院だ。
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都心部に近づき、高層ビルも見えて来る。
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ああ、プラトナムのツインビルの金色のドーム屋根も見えてきた。
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ああ、又駅だ。今度はマッカサン(มักกะสัน)だ。
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