神代植物公園、今バラ展が開催中だ。

入り口付近ではダリアの花壇。

どれもこれも見事な花だ。

大輪のダリアだ。

温室でのラン。シンビジウム。

綺麗なカトレア、胡蝶だ。


ベゴニアも沢山咲いている。

ああ、これはハイビスカスだ。

パテオの休憩室でチリ関係の案内が出ていた。チリ国がこんなに南北に細長い国だったとは! 改めて知る。

カクタス、テキーラを飲んで見たくなった・・。

今日は旧暦、農暦の9月15日、中秋の名月の日だ。朝秋の好天に誘われて神代植物公園へ向かう。丁度今の季節バラ展が開催中だ。温室工事も終わっている筈だ。そうだ、この好天の下バラに囲まれてのランチオンにしよう。
神代植物公園は自宅から自転車でも20分程度の距離にあるが、方向的に何故か足が遠のく。近くに野川、武蔵野、浅間等々、四季を親しむ自然があって、更に又小金井公園は神代よりもなお近い距離にあるが、この二つの公園はそれ程遠くではないのに何故か遠方の感覚になってしまう。余りにも有名過ぎて、敬遠してしまうのか・・
昼前に神代植物公園に着く。入り口付近のいつもは牡丹、芍薬の花壇になっている場所は今の季節はダリアが満開。牡丹芍薬ダリアに菊は、どれも同じような大きさの花で、色鮮やか。菊展は先月で終わり、今の季節はダリアだ。大輪の花を咲かせている。
その先に温室がある。この2-3年、改装工事で休館中だったが、今日はオープンされている。ランにベゴニア、それ程の品種はないが今度新たに小笠原室もオープンされている。最後にサボテン室を出るとパテオの休憩室。
この園とチリとは友好関係にあるそうだが、チリがこれ程南北に長いとは今更ながら驚く。日本の約2倍の国土に約2000万人弱の人々が住んでいるが、横の長さが精々200キロ程度の幅に対し、縦の長さが何とその20倍以上の4600キロにも及ぶ。日本も南北に長いが、チリの国土はそれを遥かに超えていて、超スリムな国土だ。その最南端がパタゴニア半島。もう殆ど南極に近い南氷洋で、山は夏でも氷河に覆われている。
パテオで一休みし、蓮池を回って外に出ると正面がバラ園。午前中なのに既に大勢の人が訪れている。今日の好天の土曜日を待ち構えていたかのような人の出だ。高貴な花薔薇。眺める人々も高貴な気持ちの持ち主なのだろう。バラの栽培ではチャーチルが有名で、それを真似たのか、アデナウアーや吉田茂なども一時は凝ったようだが、元々は英国王室や日本の皇族方のし好品。Pinces Michiko,Setsuko初め数々の名花が花壇を彩っている。
一旦植物園を出て、深大寺にお参りし、更にその先の水生園まで足を運ぶ。夏の過ぎた今の季節、水辺の花は全て花を閉じ、今はその周辺に釣舟草がまばらに咲いているだけ。お寺に戻り、無患子の大木を眺め、菩提樹や橡の木泰山木は50年100年ではまだまだ若木の至り。これから更にこの寺で300年500年の樹齢を重ねていくのだろう。
七五三がいつの頃から始まり寺や宮にお参りするようになったのかは詳しくは知らない。子供の成長を願う平和な行事。何人かの子供が晴着を着飾り、親や祖父母に手を引かれ寺参りをしている。うちの孫も来年は3歳。30数年前に祝った娘が今は親になって今度は孫を祝う。無患子が大木になっているように、この行事も日本の風土に親しみ、習慣となり、日本民族が存続する限り、永続するだろう。200年先300年先まで続く平和な日本を願わざるを得ない。
又植物園に戻り、大勢のバラ鑑賞者の中でランチを広げるのも憚られ、少し離れた芝生広場まで行き、一人静かに芝生の上に腰を下ろし、ビールを開ける。少し歩き汗ばんだ喉に心地良い。芝生も気持ち良く温まっている。ビールをジュース代わりに自宅から持ってきたサンドイッチをゆっくり食べる。
遠近で親子連れが遊び、嬌声が広場を駆け抜ける。芝生の上に横になり、少しまどろみ、秋の午後の柔らかな日差しに包まれる。帰りに河原なでしことブルガリアのローズヒップをお土産に買い、途中ドンキに寄って帰宅した。夜は結局飲み過ごし、十五夜の名月を見損なってしまった。
神代植物公園は自宅から自転車でも20分程度の距離にあるが、方向的に何故か足が遠のく。近くに野川、武蔵野、浅間等々、四季を親しむ自然があって、更に又小金井公園は神代よりもなお近い距離にあるが、この二つの公園はそれ程遠くではないのに何故か遠方の感覚になってしまう。余りにも有名過ぎて、敬遠してしまうのか・・
昼前に神代植物公園に着く。入り口付近のいつもは牡丹、芍薬の花壇になっている場所は今の季節はダリアが満開。牡丹芍薬ダリアに菊は、どれも同じような大きさの花で、色鮮やか。菊展は先月で終わり、今の季節はダリアだ。大輪の花を咲かせている。
その先に温室がある。この2-3年、改装工事で休館中だったが、今日はオープンされている。ランにベゴニア、それ程の品種はないが今度新たに小笠原室もオープンされている。最後にサボテン室を出るとパテオの休憩室。
この園とチリとは友好関係にあるそうだが、チリがこれ程南北に長いとは今更ながら驚く。日本の約2倍の国土に約2000万人弱の人々が住んでいるが、横の長さが精々200キロ程度の幅に対し、縦の長さが何とその20倍以上の4600キロにも及ぶ。日本も南北に長いが、チリの国土はそれを遥かに超えていて、超スリムな国土だ。その最南端がパタゴニア半島。もう殆ど南極に近い南氷洋で、山は夏でも氷河に覆われている。
パテオで一休みし、蓮池を回って外に出ると正面がバラ園。午前中なのに既に大勢の人が訪れている。今日の好天の土曜日を待ち構えていたかのような人の出だ。高貴な花薔薇。眺める人々も高貴な気持ちの持ち主なのだろう。バラの栽培ではチャーチルが有名で、それを真似たのか、アデナウアーや吉田茂なども一時は凝ったようだが、元々は英国王室や日本の皇族方のし好品。Pinces Michiko,Setsuko初め数々の名花が花壇を彩っている。
一旦植物園を出て、深大寺にお参りし、更にその先の水生園まで足を運ぶ。夏の過ぎた今の季節、水辺の花は全て花を閉じ、今はその周辺に釣舟草がまばらに咲いているだけ。お寺に戻り、無患子の大木を眺め、菩提樹や橡の木泰山木は50年100年ではまだまだ若木の至り。これから更にこの寺で300年500年の樹齢を重ねていくのだろう。
七五三がいつの頃から始まり寺や宮にお参りするようになったのかは詳しくは知らない。子供の成長を願う平和な行事。何人かの子供が晴着を着飾り、親や祖父母に手を引かれ寺参りをしている。うちの孫も来年は3歳。30数年前に祝った娘が今は親になって今度は孫を祝う。無患子が大木になっているように、この行事も日本の風土に親しみ、習慣となり、日本民族が存続する限り、永続するだろう。200年先300年先まで続く平和な日本を願わざるを得ない。
又植物園に戻り、大勢のバラ鑑賞者の中でランチを広げるのも憚られ、少し離れた芝生広場まで行き、一人静かに芝生の上に腰を下ろし、ビールを開ける。少し歩き汗ばんだ喉に心地良い。芝生も気持ち良く温まっている。ビールをジュース代わりに自宅から持ってきたサンドイッチをゆっくり食べる。
遠近で親子連れが遊び、嬌声が広場を駆け抜ける。芝生の上に横になり、少しまどろみ、秋の午後の柔らかな日差しに包まれる。帰りに河原なでしことブルガリアのローズヒップをお土産に買い、途中ドンキに寄って帰宅した。夜は結局飲み過ごし、十五夜の名月を見損なってしまった。
蓮の花は先日中国珠江の公園で見てきたばかりだ。

温室のせいか、珠江で見たものより、勢いがない。

バラ園にも又大勢の人。

秋のバラには香りが少ない・・

プリンセス・ミチコはどこだったっけ??

水生園は既に夏も過ぎ、花の季節は終わっていた。
