ちゃおチャオブログ

日々の連続

モラエスの故地を訪ねて(19)香港ー澳門・高速噴射船「飛航」乗船。

9時半出航の快速船「飛航」でマカオに向かう。
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近くで見るとかなり大きな船で、全長は50-60Mはありそうだ。
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座席は全席指定になっている。
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本船のチケット。座席は20M。運賃は164HK$円で約2000円位か。1万円で762HK$のレートだ。
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ターボジェットの構造図。2階は高い料金設定になっている。
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さてそろそろ乗船時間がやってきた。先刻窓から見ていた快速艇がマカオからやって来て、客を下ろし、又Uターンしてマカオまで行くようだ。3階フロアーから水面レベルまで階段を下り乗船。近くで見ると意外に大きな船だ。全長は50M位あり、横幅も10Mはある。チケットを見ると20Mとあり、座席は指定されている。ほぼ満員に近い8割、9割の乗客数。合計で140-50人位か。船名は「TURBO JET」(噴射飛航)で、船の構造をそのまま船名にしているようだ。出航は9時半だ。

乗船が開始されてものの5-6分で出航となる。昔の中国人はいざ知らず、現代の中国人は日本人並みに時間に正確だ。いつかの時点を境に人種が入れ替わったような感じだが、考えてみればここは中国人の顔付をした香港人なのだ。時間に正確なのは当然かも知れない。香港湾と言うか何と呼ばれるのか、島嶼に囲まれた静かな内海のような海をターボエンジンの高速船は滑るように走っていく。やや沖合に出てエンジンフル回転。それ程エンジン音は響かない。飛行機の羽根の上に乗った時位のエンジン音か。スピードはかなり速く、時速で言えば50-60K/H位は出ているだろう。切り結ぶ波頭がどんどん後ろに流れていく。波もなく、快適なクルーズだ。

幾つかの無人島、小島を右手に見て、それが途切れるともうマカオの沖合だ。香港を出航して1時間足らずでマカオ沖合に出て、それから徐々にスピードを落とし、ほぼ1時間半でマカオ港に着岸した。マカオは初めて訪問する土地。興味深々だ。街の感じは香港のような天を衝くような高層ビルは見当たらず、どこか牧歌的だ。人々の動きものんびりしているようにも見える。Casino City。港湾で乗客を最初に歓迎するのは港に面したカジノホテルSndsで、確かこの名前はラスベガスにもあったと思ったが・・。同系列化も知れない。カジノホテルの歓迎を受け、初めての土地に上陸した。



波もなく、スピードも速く、約1時間、快適なクルーズだ。
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右手には島嶼が続く。この島の奥に珠江がある。
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約1時間半でマカオに到着。香港のような高層ビルがなく、落ち着いている。
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MACAU船籍の船だ。どことなく垢抜けしていて、中国っぽくはない。
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マカオ港。モラエスを思い出す。
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が、最初に歓迎するのはカジノホテル「Sands」だ。
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