ちゃおチャオブログ

日々の連続

11.23.(木・晴れ)勤労感謝。

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今年最後の休日。勤労感謝の日。今の日本は休日が余りにも多く、忘れられがちだが、戦後作られた休日の中でも古い部類に入る。丁度この日は米国での感謝祭。Thanks Givingsで、この日には七面鳥を食べている。秋の豊作を感謝する日で、日本でも宮中では古来から新嘗の神事が行われていた。
進駐軍は、戦後の日本の風習をがらりと変える目的で、主権在民、国家の主人公は国民、労働者であるとの発想で、丁度この新嘗の日を勤労感謝の休日に制定させた。
それは丁度、11月3日、文化の日が戦前の天長節の祝日であったのを、これも又主権在民の発想で、がらりと変えて、国民の文化の日に衣替えした。

いろいろ探して行けば、占領下の進駐軍によって、戦前の古い体制ががらりと戦後の斬新な体制に衣替えした例は、あちこちにみられるだろう。その最たるものが戦後の平和憲法で、憲法の中に永久戦争放棄を入れたことで、当時の戦争の無い世界平和を日本に於いて実現しようとする高い理想があった。
G2,ウロビー、ケージスその他関係者の理想論のお仕着せであったが、終戦直後のその時代には、理想主義も受け入れられたかも知れないが、現実の世界では軍備を持たない国家など存立することはあり得ず、憲法解釈上、今では自衛の為の戦争は、自衛権の行使であって戦争とは言えず、国を守るための軍隊の保有違憲でないとされてきた。

色々と政府の苦しい解釈が続いているが、こうした敗戦直後に進駐軍より半ば強制的に制定された各種法律、行政、教育、等の見直し論議が盛んになっている。戦後も既に70年を超えており、そうした見直しをするのは当然のことではあるが、日本民族の半数が墨守を旨とする血筋を引いていて、中々進展を見せていない。同じ敗戦国、ドイツの憲法、軍隊に対する考えは大いに参考になると思われるが、日本の場合、議論は進まない。いろいろと他山の石とすべきである。


夜は2週間ぶりのタイ語。先週は奄美旅行でさぼってしまった。今日は、「プレー~ペン」、「・・を訳して・・にする」。従って、「ペン」は必要になる。「プレー・・ペン」と一対にして覚えて置く言葉だ。


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