誰が、いつ、何の目的で、公文書を改ざんしたのか、国有地が８億円も値引きされ、ただ同然で籠池に売り渡された背景、等々は全く不明のまま、今日の政治ショーが終わった。こういう結果はある程度よそうされていた。所謂、刑事訴追を理由とした証言拒否である。国が毒されている、冒されている、と佐川は分かっていても真実を語れない。保身の為とは言え、多くの国民の期待を裏切った。国民は国家から裏切られ続けていて、今日も又その一面を見た思いをした国民も多かったに違いない。
佐川にしても太田にしても、役所で高位の偉い人になるというのは、詭弁の能力に長けている、のと同意語か。詭弁を弄し、相手を煙に巻く。真実を語らない。ギリシャ、ローマの衰退は詭弁化の跋扈によるものも一因にあり、この先、日本がどういう方向に進んでいくのか、心配にもなる。
午後、野川に出て桜を見る。先週はまだこれからだったが、１週間も経たない内に満開になっていた。
