ちゃおチャオブログ

日々の連続

3.13.(火・晴れ)小泉純一郎、反原発論。

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小泉純一郎が総理を辞めてから初めてテレビに出る。BS8、反町さんの番組だ。当時反町は総理の訪朝の際の随行記者団のメンバーだった。 旧知の仲とも言える。
元総理の持論、脱原発論を滔々としゃべる。電力業界に冒されている経産省をこき下ろす。原発程高くつくものはない。フィンランドオンカロの例を挙げ、日本には核廃棄物の処理場がないこと。震災から7年、現時点で原発由来の電力は僅かに2%しかなく、この先もナシでずっとやっていけると。経産省のベースロード電力、原発を22%に持っていくプランは荒唐無稽で、この先1基建設するのに1兆円以上の費用がかかること。国が大きく舵を切って、再生、自然エネルギーに方向転換するえば。2030年までには半分の電力をまかなえること。ドイツでは既に再生エネルギーの電力を輸出する位に盛り上がっていること。日本人になぜそれができないのか!

狭い国土で、地震多発国。テロに対する殆んど無防備な国。今回の福島でどれだけ多くの国民が被害を受け、さらにこの先数十年にわたって多額の処理費用を必要とする。これ程の大惨事を受けても、日本人は目を覚まさない。
元総理の言う事には一理も二理もある。今自民が森友問題で揺れている。小泉が反原発ワンイシューで新党を作り、割れた自民の一部が小泉に賛同し、戦ったら、面白い結果になるかも知れない。前原が国民主権と言って、民主党首になったが、転げてしまった。財界主導ではなく、国民を主にした政治、その最も象徴的なものは、原発の有無であり、小泉に賛同する議員も与野党に多いと思う。野党が低迷している現在、小泉の奮起を願いたい。まだ70代。歳をとったかも知れないが、それ程の歳でもない。人生の最後を、エネルギーのある限り、このワンイシューで、政界再編、自然豊かな日本を後世に残すよう、頑張ってもらいたい。


午後、浅間。かなり歩いたと思ったが、万歩計を見ると僅かに5000歩。今度の土曜日、どこまで出来るだろうか・・。


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