ちゃおチャオブログ

日々の連続

イベリア周遊の旅(126)レティーロ公園へ。

プラド美術館の直ぐ隣にあるレティ―ロ公園に行く。
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西洋的な良く手入れの行き届いた公園だ。
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木の刈り方も独特だ。
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花壇も綺麗に植栽されている。
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ああ、この左右均整の取れたシンメトリックな配置。
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プラド美術館に隣接して、レティ―ロ公園という、手入れの行き届いた、大きな公園がある。プラドで沢山の刺激的な絵画に触れた後のカルチャーショックを和らげるには打ってつけの公園だ。入り口は四方にあり、プラド側からの入り口は、均整の取れたシンメトリックな庭苑となっている。日本人には京都の寺の箱庭のような庭苑を見るのもよいが、この公園の庭苑のように西洋的な広々した園を歩くのも気持ちがよい。それに美術館サイドの入り口だからなのか、散歩する人の数も少ない。

ここは元々はスペイン王の宮殿で、後で王家からマドリード市に譲られたもので、丁度東京で言えば、上野公園や井之頭公園のように、天皇家から東京都へ譲渡された恩賜公園のようなものだ。広さは120ヘクタールあり、上野公園の倍以上の広さがある。プラドもそうだが、この公園も又スペインの過去の栄光の後世に残された資産の一つだ。確かにスペインは偉大な覇権国家だった。

美術館で歩き疲れ、更に又公園を歩かなければならない。気がなえて来そうだが、綺麗な庭苑に目を奪われ、疲れも忘れてしまいそうだ。小さな噴水とか水の流れ。流石に元宮殿の庭だけのことはある。都心部にこんな綺麗な公園があるとは、マドリード市民が羨ましい。散策する人、木陰で楽器を奏でる人、全く贅沢な空間と光景だ。



庭苑の奥の木陰も深い。
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日陰でアコーディオンを弾く人も。
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市民もそぞろに散歩している。
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人々が木陰で気持ちよさそうに寝そべっている。
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公園の中ほどには大勢の人が集つて来ている。
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