ちゃおチャオブログ

日々の連続

イベリア周遊の旅(125)プラド美術館。

プラド通りの正面にはプラド美術館が建っている。
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約200年前に建設された政界でも有数な巨大な美術館だ。
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建物正面にはベラスケの像が迎えてくれる。
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建物左横には上品な教会が建っている。
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ベラスケの像が建物正面に立っている。
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スペインに来て、最低でも2か所は見ておきたい場所があった。それはバルセロナサグラダファミリア教会とここマドリードプラド美術館だ。この2か所を見て回ったからと言って、スペインのどれ程のことを知ることが出来るのか自分でも心元ないが、スペインの何かを得られるかも知れない、との期待もあった。それにここへ来る前に知人のゴンタさんから、この2か所だけは見ておくようにとのアドバイスもあった。

プラドは世界に誇る美術館だ。元々スペインは芸術大国。多くの芸術家、画家、作曲家等を輩出している。ここには、エルグレコゴヤルーベンス、ベラスケ等々、スペインの誇る大作家の名作が一堂に集まっているのだ。金銭的価値から言っても計り知れないものがる。約200年ほど前に建築されたこの美術館は広大なもので、壁一面の大作から5号、10号の小品まで、一つ一つ丹念に見て云ったら、何日もかかるだろう。時間の限られた旅行者には駆け足で回るしかない。残念なのは撮影禁止で、後からこれ等の名品を画像で見ることができないのだ。後から思い出すにしても、写真がないと記憶も鮮明に戻らない。

ゴンタさんから言われた、「裸のマハ」だけは見ておこうと、ゴヤの特別室に向かう。2階中廊下を真っすぐ進んだ正面の奥の部屋の中央に淡い照明の中に掲げられていた。成程彼の最高傑作の一つに違いない。が、自分には同時代の画家エルグレコの倉敷にある大原美術館所蔵の「受胎告知」の方が、この「マハ」よりは感動的だった。いずれにしても、普段接することのない世界の名品を短時間に見て回るのは、消化不良になる。自分には贅沢過ぎるのだ。幸いに1階に大きなカフェテラスがあり、歩き続けた下肢と刺激的過ぎた頭を休めるには丁度い。コーヒーでも飲みながら、名作の幾つかを思い出しつつ、反芻してみよう。



美術館にはこの横の入り口から入っていく。ここから先は撮影禁止だ。
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今日も又沢山の観光客がやってきて、名品に触れ、感動して館を去って行く。
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一度に沢山の名作を見て、自分には消化しきれない・・。
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プラドを後にして、隣の公園に向かう。
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広大なレディーロ公園を散歩し、頭を休めよう。
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