ちゃおチャオブログ

日々の連続

イベリア周遊の旅(185)再びのスペイン広場へ。

人工島2階のテラスから一渡り周囲を眺め、元の広場に戻ることにした。
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港湾局の建物とランプラス通りの高層ビルが見える。自分のホテルの直ぐ近くのビルだ。
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可動橋は今は1本に繋がっている。
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いやー、沢山の観光客が橋を渡っている。
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バルセロナ港ともこれでお別れだ。
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人工島の2階のテラスからバルセロナ湾を眺め、フレンジ様になっているテラスを一回りし、人工島を後にする。昨日行きそびれた丘の上に立つカタルーニャ美術館に行ってみよう。スペインは英仏に劣らず芸術家の宝庫だ。マドリッドプラド美術館は17-8世紀の古典派の大作が多く展示されているが、ここカタルーニャ美術館は近代派だ。ピカソ、ミロ等がみられるだろう。

可動橋は今は1本に繋がっていて、この人工島にやってきた観光客はぞろぞろその橋を渡って、コロンブス広場に戻っていく。フードコートの前のテラスにはこれ程沢山の人々は居なかった筈だが、彼等は、単に橋の上を往復するためだけの目的で、この橋の上をぞろぞろ歩いているのだろう。実際「動く橋」を渡るのは珍しいことに違いない。コロンブス広場はこの町の観光スポットにもなっていて、今広場の前には真っ赤な2階建てオープンバス、Step-On-Rideの観光バスが止まっている。可動橋をぞろぞろ歩いていた観光客はこのバスでやってきたのかも知れない。このタイプのバスは一度ソウルや鹿児島で乗った事があるが、便利なもので、いつでも好きな場所で下車し、乗車できるので、半日市内観光には丁度良い。料金も1000円とか2000円で、それ程高くはない。当方、今日の処は向かう先の目的があるので、この観光バスは利用しないで、地下鉄でスペイン広場(Plaza De Espanyor)へ向かった。

昨日は時間が余りなく、駅を降りて、地上階に上がり、スペイン広場をざっと眺めただけで、ホテルに戻ったが、今日は時間がある。この広場から約500-600m先にある丘の上に立つ宮殿のような美術館へ行くのだ。ベルサイユにしてもバッキンガム、或いは迎賓館、皆平地に建っているが、このカタルーニャ美術館はなだらかな丘の上に建っているのが、何とも言えない豪華さと気品を保っている。宮殿は平地にあるよりみあげは、高台にあって見上げられた方が、より高貴に思える。インドの幾つかのマハラジャの宮殿は山の上にあったりする。大阪城も実際は上町台地の高台の上にある。僅かな高度差ではあるが、それでも平城よりは優雅だ。姫路城の本丸に登る僅かな坂道であっても、それでも気持ちが良い。そんな感じで、これから緩やかな坂を上り、カタルーニャ美術館に向かうことにした。



コロンブス広場の前には真っ赤なシティツアーバスが止まっている。
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自分は地下鉄でスペイン広場まで出る。
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あの丘の上のカタルーニャ美術館まで行こう。
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まるで王宮のような建物だ。
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このスペイン広場のツインタワーも象徴的だ。
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