ちゃおチャオブログ

日々の連続

イベリア周遊の旅(187)モンジュイックの丘からの眺め。

さて美術館に入る前に、この丘の上からバルセロナの街並みを眺めてみよう。
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この美術館はモンジュイックの丘に建っていて、市内が一望できる。
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この町も周囲になだらかな丘があって、風光明媚だ。
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右手にはサグラダファミリアの教会の塔と、その奥のガウディ公園も見える。
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モンジュイックとガウディ公園。町の両翼から市内を眺めることができた。
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リスボンには7つの丘があると言われている。確かに街中には坂が多く、四周を見渡すと、町の周辺には小高い丘があり、町全体が起伏のある丘に囲まれているような感じに見える。ここバルセロナリスボン程ではないが、同じような起伏のなだらかな丘陵が街を取り囲んでいる。10日前に訪問したガウディ公園もなだらかな坂を上り詰めたガウディの丘にある。その時、公園の見晴らし台からバルセロナの町を見下ろし、港を出ていく豪華クルーズ船を眺め、更に町の反対側にある同じ様な高さの起伏のなだらかな丘を見た。

それから10日後の今日、スペイン広場から幾つかの段丘テラスを上って来たこの丘、それがモンジュイックの丘だった。カタルーニャ美術館は、実にこの丘の上に建っている。実に見事な対極だ。町と港を真ん中にして、その左右にガウディ公園とカタルーニャ美術館。この町がオリンピックやサッカーで有名になるずっと以前から、ガウディのサグラダファミリアを代表とする芸術の町として、世界に認知されていた。

美術館に入る前に、少しこの高台からバルセロナの街並みを見下ろす。スペイン広場や闘牛場は遥か下に見える。右手奥にはサグラダファミリアの教会の塔が見え、その奥にガウディ公園の山並みも見える。残念ながら港は街並みに隠れて良く見えない。ガウディ公園からは白い航跡を残して港を出航して行く豪華客船が眺められたが、ここからは港の方向とは違う向きになっていて、全く見えないが、それでも大きな街並みが見渡せる。人口200万人近くにもなる大きな都市だ。地下鉄が8-9路線あるのも頷ける。

この丘にはいろいろな方面から登ってくる来ることができる。美術館の横には、長い坂道があり、かなりの人々がその坂道を上ってきている。又、裏手には今から16年前、1992年に行われたバルセロナオリンピック競技場もある。丘全体が緑に覆われた巨大な文化施設になっているのだ。さてそれでは全体を見渡した。美術館の中に入ることにしよう。



スペイン広場の奥に見える高層ビルは昨日行ったEuropa Fira駅の辺りか・・。200万都市だけのことはある。
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この丘にはいろいろな方向からの登り口がある。
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美術館横の坂道をこれから登ってくる人もいる。
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坂道や段丘の横にはエスカレーターが設置されていて、足の悪い人にも親切だ。
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美術館の裏手にはオリンピックスタジアムがある。
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