ちゃおチャオブログ

日々の連続

イベリア周遊の旅(13)グエル公園を下り、カタルーニャ広場へ出て、夕食。

将来又この街にやって来ることがあるとすれば、矢張りもう一度ここグエルの丘に登ってみよう。
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グエルの丘を下り、賑やかな通りに出た所で、バスを降りる。
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ここはグレイシア大通り。パリのシャンゼリゼよりも綺麗な街路だ。
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計画街区で、道路は広く、真っ直ぐ伸びている。自転車置き場も綺麗に整備されている。
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この大通りを真っ直ぐ下って行くと、カタルーニャ広場に出る。
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グエル公園の丘の上からバルセロナへ市内を一望し、今将に地中海クルーズに出向する豪華客船を眺め、この公園を後にする。再びバルセロナへ来ることがあるとすれば、矢張りこの公園は欠かせないだろう。サグラダファミリアのその後の変化と、グエル公園からの変わらぬ光景。この2か所を回れば、この街の用は足りるだろう。

再びバスに乗って丘を下り、カタルーニャ広場に向かう。どこ行きのバスか分からずに乗ったが、どこでも気の向いた場所で降りれば、良いや。地下鉄が四通八達しているので、迷子になることもない。この辺りを走るバスは大体は市の中心、カタルーニャ広場を通過するのか、窓の外に見慣れたような風景が見えてきて、バスを降りることにした。そこは丁度カタルーニャ広場の手前の大通りで、シャンゼリゼ通りと見まごうばかりの幅広の道路で、それは大阪の御堂筋よりも幅広で、瀟洒な店舗が立ち並んでいる。パリを模した計画都市バルセロナもこの辺りの光景はパリを越えている。

この大通り、グラシアス通りを真っ直ぐ下って行けばカタルーニャ広場にぶつかるのだが、その途中、左手の角にカサ・ミラの白い建物が見える。これも又ガウディの建物で、8階ほどの高さの曲線を描いた建物で(この大通りに面した建物は、大体が高さを8階程度に統一されている)、これも又ガウディの特徴とするもので、先刻のグエル公園の中の回廊の曲線と同じ構想だ。ガウディが曲線に何を求めたのか、或いは、直線を嫌ったのか、自分には分からないが、丁度この頃、米国NYを中心とする直線的な超高層ビルの建築ブームに対する、欧州の反発として、この様な工芸的な手間のかかる建物が建築されたのかも知れない。

それにしても綺麗な大通りで、この国の人々の愛する自転車置き場なども整備されていて、裏通りに入ると、色分けされた分別ゴミの大きなBoxが5つも6つも並んで置かれていて、有資源再生の目的、リサイクルの思想が徹底されているようだ。まだ少し早いが、通りに面したバーで簡単な夕食を摂ることにした。ホテルの近くまで行くと、お昼に入った中国系のバー位しかなく、夜も又サンドイッチと言うのも、味気ない気がした。この街ではビールを頼むとどっさりとオリーブ漬が摘みに出される。勿論ビール代金に含まれているのだろうが、日本ではこれだけでも何百円もしそうな量のオリーブの実に、これだけでもこの国に来た嬉しさを感じさせるものがあった。



その途中にガウディ設計の「カサ・ミラ」がある。曲線を主体とした建物だ。
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裏通りに入ると、大きな分別回収のゴミBoxがいくつも置かれている。
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小さなバーへ入り、先ずはビール。このオリーブ実が沢山付いてくるのがうれしい。
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何か分からないが、腹を満たしておこう。
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さて、昨日は夕方成田を出て、今朝バルセロナに到着し、早速市内観光し、大分疲れた。明日は又早朝の出発だ。地下鉄に乗って、早目にホテルに戻ることにしよう。
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