ちゃおチャオブログ

日々の連続

イベリア周遊の旅(198)バルセロナ闘牛場の屋上からの眺め。

屋上ルーフへの直行エレベーターを出た直ぐ目の前に和食レストラン「WATATSUMI」があった。メニューを見る限り本格的な日本食レストランだ。
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ルーフも又円形になっていて、バルセロナ市内が360度見渡すことができた。
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闘牛場のすぐ下はミロ公園になっている。それ程広い公園ではない。
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公園の入り口には何か大阪万博太陽の塔のような大きなオブジェが建っている。
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50m程の高さだが、スペイン広場もこんな小さく見える。
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もう一度モンジュイック、カタルーニャ美術館を見て、ルーフを降りることにした。
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シースルー、全面ガラス張りのエレベーターで、真っすぐ屋上ルーフに運ばれ、下りた直ぐの正面に大きなレストランがあったが、何とそれは日本食のレストラン、「WATATSUMI」となっている。わたつみ、海神。大和、大八洲の別名だ。先刻バルセロナ湾の人工島でも日本食ラーメン店を見たが、ここは本格的な日本食店のようだ。メニューを見ると前菜から始まってメインのデッシュ、スープ、酒類とすべてが揃っている。バルセロナでは、何か日本食のブームでも起こっているのか・・。今はどうか知らないが、バルサにも何人かの日本人選手が活躍しているに違いない。そうした彼等の活躍により日本の文化、グルメなどにも目が向けられてきているのか・・。

高さ52mの屋上ルーフ、円周のようにぐるりとルーフを回れるので、市内を360度見渡すことができる。先ず見たのはモンジュイックの丘で、そこに建つカタルーニャ美術館だ。だが、ここからはかなり離れていて、さしもの立派な美術館もここからでは小さなオモチャの建物のようにしか見えない。スペイン広場からはそれ程離れてはいないが、それでもあのツンと澄ましたツインタワーも目の下に小さく遠慮しているようだ。僅か50mの高さ、東京タワー展望台の半分の高さしかないが、周りの建物も景色も小さく見える。

直ぐ真下にはミロ公園が見える。それ程大きな公園ではない。街中の公園だからやむを得ないだろう。上から見た限り、それ程目を引くような特徴のある公園とは見えないが、一つだけ、大きなオブジェが公園の入り口付近に建っている。イメージ的には丁度大阪万博太陽の塔のような感じのオブジェだ。これも又ミロが製作したのだろうか・・。ミロとガウディ。この町はこの二人の芸術家で持っているような感じであるが、忘れてはならないもう一人、ダリもこの町、カタルーニャの出身だ。サルバドール・ダリ。会う機会は少なかったが・・。

もう一度モンジュイックの丘を眺め、下に下りることにした。建物はどこまでも円形で、真ん中がチューブのような中空になっている。各フロアはその真ん中の真空チューブを囲むようにして各店舗が円形に並んでいる。面白い造りだ。この建物内では今では闘牛は行われていないが、この円形建物は、嘗てはここで闘牛が行われたことの名残として残っている。今は各フロアー、斬新的なショッピングモールのようにはなっているが、これもスペイン乎近代化への脱皮の一つの航跡に違いない。



建物の内部は真ん中が空洞になっている。
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凝ったデザインの建物だ。
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ぐっと長いエスカレーターが2階飛びで下に下ろしてくれる。
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各フロアは高級ショッピングモールのようになっている。
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長いエレベーターに乗って、地上階に下りる。
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1階は高級ブティック等が並んでいる。
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