大阪地検特捜部長が女性だからこんな結論を出したのか、とは言いたくないが、財務省改竄問題で、随分と腰の引けた結論を出した。明らかな公文書改竄で、明白な偽造罪に当たるが、今日大阪特捜部が出した結論は、土地取引の主要部分が変えられている訳ではなく、国に損害を与えたわけでもなく、嫌疑不十分として、財務省関係者全員を不起訴とした。検察の役割を放棄したに等しい結論だ。被疑者が無罪になるか否かは裁判の結果に任せるとして、事件全体を公の場に晒し、国民の目に見せて、総理夫人、国民会議、新右翼、等々の表に出てこない部分を明らかにすべきだった。検察がひるんだ、と見られてもやむを得ないだろう。今は亡き田中森一も墓場の陰で落胆しているだろう。今後有志が検察審査会に申し立てをするようだが、有罪になるかどうかは別にして、事件を闇から闇に葬ったらならない。国会の場で十分明らかにならなかった部分は、捜査当局、特捜検事に期待していた多くの国民は失望しただろう。
トランプが又々むちゅくちゃな決定、国防に関わる問題で、EU等からの鉄鋼輸入に２５％の関税をかける、法案に署名し、EU側も反対関税をかけることになった。新たな貿易戦争の突発だ。市場は大きく動揺。当然のことだ。来週８日９日、カナダでG7サミットが開かれるが、トランプさんどんな面下げて来るだろうか・・。前日に安倍総理と会うようだが、日本は既に関税を掛けられている。EUカナダメキシコはすぐさま対抗手段を打ち出しているが、日本は全くの音なしの構えだ。総理が何を考えているのか分からない。一昨日の僅か４５分の党首討論でもこの問題は全くでなかった。
トランプが裏でユダヤハゲタカに糸を引かれていなければ良いのだが・・。
昨日のガーナ戦で、２－０で惨敗した今日のメンバー発表。盛り上がりに全く欠けている。反則を犯した槙野が入ったり、相変わらず点の入らない本田、香川。平均年齢はブラジル大会よりも２歳も高い。西野さん、こんなで大丈夫？ 過去のしがらみはないですか？
