ちゃおチャオブログ

日々の連続

11.28.(水・晴れ)阿修羅の地獄図。貴ノ花、景子さん離婚。

イメージ 1




横溝正史八つ墓村に出てくるような阿修羅の事件が神話の古里高千穂で起きた。6人家族の自宅で、42歳の世帯主が41歳妻を殺害し、21歳と7歳の二人の子供も殺し、同居の父親72歳と66歳の母親を殺し、夫婦ケンカの仲裁にやってきた知人の男性44歳も殺害し、自分は高い橋の上から身投げして自殺した。
神話の古里高千穂は長閑な田園で、近くに祖母山、高千穂の峰などもあって、自分もこの町に2泊したこともあるが、本当に住み易そうな純朴な田園だった。
事件の背景には三角関係、男に愛人がいたようで、以前から夫婦間には争いがあったようだ。それがどんな弾みがあったのか男が突然鬼になって、妻、両親、子供、友人まで殺害し、自分は自殺した。もうこうなると常軌を逸した、などの言葉は通用しない。人間の殻を破って、悪鬼になってしまった。犯行最中には、自分が飛んでも無い鬼の所業をしているとは、分かっていなかったのだろう。だが、その鬼が出て行って、又元に人に戻った時、大変な悪行を犯したと理解でき、大橋から身を投げた。
救いようもない事件。21歳の息子、7歳の娘。よもや父親から殺されるとは夢にも思っていなかっただろう。両親にしても、41歳にもなって息子はこんな筈ではなかっと、最後まで信じられなかっただろう・・。
突然変異。人間が突然に変異する。これも又ミームの仕業かも知れないが、何とか抑える方法はないものか。高景勝は感情をコントロールして秋場所、初優勝した。22歳、見習うべき精神力だ。我儘に、贅沢に育った人間には、ミームに安易に取りつかれるのか・・。分からない。


貴ノ花、上手い言葉を使った。卒婚と。余り意味の分からない言葉だが、離婚のことだ。おしどり夫婦と思っていたが、お互い、進む方向が違ったのか・・。景子さんにしても自分を殺すことが出来なかったのだろう。貴ノ花にこの先の夢が無くなれば、ただの元力士。我慢がし切れなかったのかも知れない。良い夫婦だったのに・・。


イメージ 2