福井県庁職員１００人以上が、例の原発大尽高浜町元助役森山から多大な金品を受領していた。死人に口なし、実態はもっと多くの職員がもっと多額な金品をもらっていたかも知れないが、証拠はないので、皆口を閉ざしている。中には１０万円以上の商品券や小判をもらった人もいる。
原発マネー。各個人が支払う電気代に上乗せされて徴収されているから税金よりも効率よく徴収できる。関電はこの原発マネーを湯水のように森山に支払い、その森山から会長、社長初め大半の役員が合計３億円以上もの金品を受け取っている。完全に原発還流マネーだ。検察警察はまだ動いていない。日本の官憲は及び腰だ。長い安倍政権下、いつの間にか牙を抜かれてしまったようだ。
同じような税金のつかみ取り。春の新宿御苑、桜を見る会に、何と安倍は１０００人からの友人知人選挙民を招待していたという。全く税金で支払われるのだから、何人呼ぼうが、自分の腹が痛む訳ではない。日本の総理としたら、恥ずべき行いだ。彼は国会の場で何回となく「李下に冠を正さず」と発言していたが、その意味を全く理解しないで、暗記した言葉を話していたに違いない。元々言いっぱなしで、責任を取らない男。こんな男を総理にした日本人として、恥ずかしく思う。
