昔からの知人に二人の山がいる。一人は長い付き合いで、歳が若いので、山ちゃんと呼んだりもしている。もう一人の山は、箸にも棒にもかからない男だ。この前一緒に長野の１泊温泉旅行に行き、お金のない彼にとっては、何年振りかの旅行で、大変喜び、楽しみ、一緒に旅行できたことを何回となく感謝していたが、旅から帰ってきたら、知らぬ存ぜぬ、そんなことがあったのかと、全くの感謝の気持ちもない。クソ、面白くもない男だ。こんな男と何年も付き合ってきて、いろいろ楽しいこと、大変なこともあったが、彼の記憶の中では、そんなことはどうでもよい。明日の１日が自分の利益になるかならないか、利益になるなら行動するに、利益にならないなら、相手が友人であれ、誰であれ、全く無視する。
長い人生、いろいろな交友関係もあったが、自分中心、他人のことを余り思いやらない人との付き合いは、これからは遠慮していこう。自分が不愉快になるだけだ。両山に言えることは、そのことだけだ。
