ちゃおチャオブログ

日々の連続

サイゴンの3日間(17)Lucyさんとの夜のデートへ。

今日のガイドのジョニーさん。お昼は口のべとコン基地からサイゴン市内戻ってからだった。

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もの静かなイタリア人のトニーさん。つい先月まで東京にいたとのことである。

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夜はLucyさんの案内で、夜のサイゴンへ。

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クチトンネル司令部跡からは、帰りはやや渋滞気味の国道を一直線に南下、サイゴン市内に入ってからインド人青年二人は途中で下車し、市内の路地裏に入って、遅いお昼となる。もう時間は2時を過ぎている。昼食付とはこのことだったのか・・。クチの司令部跡での食事ではなく、市内に戻ってからのレストランでの昼飯だ。司令部跡でサンドイッチを食べたので、お腹はそれ程空いていないが、迷わずフォーを頼む。

 

ガイドのジョニーさんは英語が達者で、アメリカ人並みの喋りだ。毎日、あちこちガイドをしているようだ。イタリア人、確かトニーと言っていたと思ったが、トリノ出身で、大学はミラノで、ここベトナムへ来る以前は数か月東京東急線の洗足池の近くに住んでいた、とのことで、少しの日本語もできた。イタリア人が日本経験! 日本も案外国際化が進んでいるなあ・・。

 

お昼が終わって一旦ホテルに戻りっ一休みし、夕方までの時間、ホテル近辺をゆろつく。この付近の地理は大体把握できた。夕方6時、Lucyさんの案内で夜の町へ。バイクの後ろに飛び乗って、夕方のラッシュアワーの町に出る。Lucyさんの運転がうまいので乗っていても安心できる。贅肉のない引き締まった腰をぎゅっと抱けば、全く心配ない。四方から押し寄せてくるバイクの波を水澄ましのように、すいすい潜り抜けてほとんど無秩序な交差点を通り抜ける。

 

最初に行ったのが、この街で一番古い団地。米軍がまだ南に駐留していた頃民生の為に建てられたとのことで、もう50年以上は経っている。5階建ての団地が2列に5棟づつ並んでいる。日本の古い団地と同じような造りだ。米国の要請で、案外日本の公団辺りが造ったのかもしれない。見ると、別の棟の階段には外人ツアーのグループが上り下りしている。何故かこの古い団地が観光ルートになっているようだ。Lucyさんからもこれは香港の古い町並みとそっくり、との説明があった。若い彼女が昔の香港のことを良く知っていると思ったが、確かに半世紀前の香港新界、ユマテイを彷彿させる。今は、この地区も超高層ビルが林立する街に変わっているが・・。彼女にはそんな思いもあって、最初にこうした場所へ案内したのだろうか・・。

 

やって来たのは、この街で一番古い団地。築は50年以上経っている。

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部屋の中は案外綺麗だ。ここは宗教施設のようだ。

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建物は古いが、都心部に近く、売買価格、家賃は結構高いとのことである。家賃は4-5千円かと聞いたら、その10倍、4-5万はする、とのこと。ちなみに、Lucyさんの月収は3万円ほど。

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