ちゃおチャオブログ

日々の連続

12.15(日・晴れ)野川。様々な人生。

 

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昨日深大寺を歩いたが、何か十分感がなく、今日は野川を歩く。昨日が3500歩、今日は7000歩まで伸ばす。左腕はまだ十分利かないが、足は別だ。3月に上田さんの激励歩行会があるので、それまでなるべく足腰を鍛えておこう。本当は毎日1万歩を歩けば、申し分ないのだが・・。

 

昨日は68歳の青梅億万長者が何者かに惨殺され、現金も奪われた。一体幾らの資産を持っていたのか、想像もできないが、これだけの大金持ち、もっと別の違った生き方はできなかったのか・・。青梅の成木が生まれ故郷で、この町で育ち、小中学を出て、同級生もいる。一時長距離運転手もやっていたようだが、何かのきっかけで大金が入ってきて、長者となった。だが、今までの生活は変えられなかったようだ。独り身なのに、自宅を改造し、鉄筋の外から見たら要塞のような頑丈な建物を建築中だったが、完成前に殺されてしまった。

もうちょっと違った生き方、この億万のお金を十二分に使って、都心に出て、もっとリッチで、優雅な老後の生活ができたと思うのだが、彼は、その土地に最後まで縛られ、結局生まれたその場所で死んでいった。彼にどんな親族がいるのかはニュースに出ていない。お金の使い方を知らなかったのか、出来なかったのか・・。地霊神に縛られていたのか・・。

 

国家公務員の最高ポスト、事務次官まで上り詰め、誰も出来ない夢を果たした78歳の男。本来ならこの世の春であり、家族親族総出でお祝いしなければならない、天下人が、最後は息子殺しと言う殺人犯に堕ちてしまった。人生の歯車は大いに狂ってしまったのだが、ニュース等によれば、家庭内の問題が大きく影響していた。凶暴な息子を原因とした娘の結婚の破断、その後、娘の自殺、妻の精神病。精神的な負担は、一身に彼に襲ってきた。・・しかし、こうなる前に何か手を打てた筈だ。事務次官まで出世した頭の良い男が、この程度の問題をこう拗らせる前に何らかの解決方法を見つけられたと思うのだが、それが出来なかった。裁判員裁判では、世間の同情を買っているようだが、息子殺しには違いない。自分もすぐその場で自決すべきだった。家庭を破壊させた最大の責任は自身にあるとはとうてい思いつかなかった貧相な頭。矢張り、何かの悪霊に憑りつかれ、頭を狂わせたに違いない。輝ける人生を最後に泥にまみれてしまった。

 

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