豪州森林火災が数か月続き、今だ止む気配もはい。豪州政府は日本他各国への支援要請を行い、空自も空輸機2機を派遣した。豪州からは日本の大震災、他、何回も支援を受けているので、日本が率先して救援に向かうのは当然のことだ。これから先の日米豪同盟国になり得る国である。大事にしなければならない。
日本の２０倍近くの広大な大陸。元々雨が少なく、内陸部は大半が砂漠化しているが、それでも国が大きい分周辺の森林も多く、今回の火災で焼失した面積は既に北海道の広さに及んでいる。このまま鎮火できなければ、大陸から森は無くなってしまうかも知れない。
煙はシドニーやメルボルンの市街地にまで及び、市民生活に重大な影響を与えている。
元々今年は春先から雨が少なく、記録的な少雨が続いていたが、これも今地球全体を襲っている異常気象の一環だ。ここ数年日本は記録的な災害に見舞われているが、それは日本や豪州だけでなく、世界に及んでいる。北極海の氷が解け、ロシア中国は北極海航路を計画しているが、その一環としてグリーンランドに触手を伸ばしている。それをさせじと、トランプは人口7万人のグリーンランドに領事館を開設するが、米中の覇権争いは北極海にまでも及んでいる。
異常気象がこのまま進んでいくと、人類は地球に住めなくなる。１００年、２００年計画で、地球脱出を図らなければならない。宇宙に漂う、巨大な宇宙船。その中には畑もあれば、牧場もある。ミニ富士山もあるだろう。移住できる人間の数は限られるだろうが、５００年後は、それが人類の普通の生活空間になっているかも知れない。
