ちゃおチャオブログ

日々の連続

江南周遊(67)上海芸術通りを歩きホテルに帰館。

この通りには10数m置きにいろいろなオブジェが置かれている。

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これ等の彫刻品は、先刻の中西女芸旧趾と関係しているのか・・。

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途中の便利店で紹興酒とつまみを買って、部屋飲みする。

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地下鉄江蘇駅から暗い夜道を歩いてホテルに戻る途中の通りには、10数m置きに芸術的な銅像が設置されている。誰の作品かは分からないが、こうした街中に芸術品を配置するのは、優雅で奥ゆかしい。中国経済がTake Offする以前の状態だったら、こうした芸術品など、一晩のうちに誰かが持ち去って行っただろう。今の中国は民度も高くなっていて、日本と同じように、他人の物を勝手に持ち去っていく、所謂コソ泥、使用窃盗の類は随分と少なくなってきている。

 

先刻、通りの途中で中西女芸旧趾の石碑を見たが、以前この場所に何か女性の芸術学校か何かがあったようだ。通りに並ぶブロンズ像がこの中西女芸と関係しているのかどうかは分からないが、何か想像を掻き立てる名前と場所だ。ついでに更に想像をたくましくすれば、中西との名前から、日本人との関連も想像された。いずれにしても街灯が暗く、且つ、自分は簡体字を読めないので、石碑に記載されている内容を知ることは出来ないのだが、仮にその紹介文の中に日本人の文字を発見できれば、ビンゴ!なのだが・・。ただ中山が日本人の中山さんかと思わせる処もあるが、それが孫文孫中山の名前だと知ると、中西にしても中山にしても、直ぐに日本人と結びつけるのは軽率の誹りを受けるかも知れない。

 

中国は確かに経済的には急成長して、上海の繁華街は東京銀座よりも煌々とした光りに満ちてはいるが、一歩裏通りに出ると、途端に光は消えて、半世紀前の薄暗い通りに戻ってしまう。成長のレベルが均一ではなく、目立つ所は煌びやかにしているが、目立たないところは半世紀前の状態だ。そういった面は全国レベルでもあって、北京、上海、大連等の大都市は、全く欧米に引けを取らない華やかさはあるが、地方の町村へ行けば、生活レベルは都市部と比べ遥かに遅れている。そんなことを考えながらぶらぶら薄暗い通りを歩いてホテルに戻る。途中の便利店、中国語のコンビニのことだが、そこで、簡単な摘みと薬用紹興酒功夫」を買って、寝酒にすることにした。

 

中国ジャーキーだ。

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ナベさんも雑技団から戻ってきて、一緒に部屋飲みする。

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 翌朝は又豪華なバイキングだ。

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