連日のコロナ報道。しかもそれは連日のワースト記録の更新だ。どこそこの国の罹患者が10万人をこえたとか、どの国では死者が1万人を越えたとか、死者と遺族とは最後の別れも出来ない、火葬後の遺骨を引き取るだけだとか、おぞましい話の連続である。
だが、この病原体に関しては人々の関心も高く、自分も今後の推移については最大の関心を持っているので、そうした番組を探しては、情報収集に努めている。
正しい情報が100%開示されない点に強いもどかしさを覚える。東京で100人越えた、等々大騒ぎしているが、大半は軽症者か無症状とのこと。こうした割合、重病者が何人で、年齢構成、既往症の有無、行動パターン、等々、持っている情報は、すべて国民に提示すべきだ。今は病院はどこでもEカルテ。対策本部では、各病院での診療状況、カルテ内容はパソコン上で、瞬時に把握できる筈だ。そうした細かい情報を集約し、国民に開示すべきだ。そして何より、安心感を国民に与えるべきだ。厚労省が国全体としてできないなら、東京都だけでも独自に情報開示し、都民の判断に委ねるべきだ。都民は盲目の羊ではない。都民の行動を縛るだけが都政ではない筈だ。
憂鬱な週末。家に閉じこもってばかりの土日。これでは国民全員の気が滅入ってしまう。こういう時こそ、明るい話題、希望の持てる情報を大いに提供すべきなのだが・・。
昨日の全国死者は7人。今日も同程度か、その内の大半は永寿入院者とか高齢者施設の入所者。今回のコロナでなくても、遅かれ亡くなって行くであろう人々だ。そうした既往の点も明らかにすべきである。いずれにしても、現在までの処、日本の死者は100人に満たない。イタリア、スペイン、イランの1万人以上、フランス米国中国の5000人以上、等々と比べたら、死亡者だけを限れば、通常のインフレ死亡者数とさして変わらない筈だ。