ちゃおチャオブログ

日々の連続

5.30(晴)政府、マスコミの情報隠し?

 

 

情報が速やかに正しく伝わらないと、危険だ。人々は知らず知らず情報管理され、権力者の意図する方向に誘導される。その先は独裁だ。トルコエルドアンは独裁者とは言わないが、権力の集中化を図っている。過去20年の間にマスコミはほぼ掌握し、彼の言いなりになっている。民主国家だから一応は選挙もあり、先週の大統領選決選投票では52%の過半数を得たが、この数字はマスコミ報道を操った結果の数字とも言える。この先後5年間の間に、彼の強権は更に高まるだろう。

今のロシアも大統領は選挙で選ばれる。だが、実質的にはプーチンは終身大統領だ。国民の投票があるからと言って、今のロシアを民主国家とは誰も言わない。プーチン大統領令で国を意のままに操っている。エルドアンプーチン習近平は大の仲良しで、気脈が通じている。エルドアンもこの5年間でプーチンのような実質終身大統領の座を目指すかも知れない。選挙が終わってまだ二日目だが、トルコリラは日々大きく下げている。リラが弱ぶくれば、すかさずロシアが助けてくれたが、今のプーチンにはそうした余力もないだろう。リラは釣瓶落としのように紙屑になって行くのか・・。

 

日本のマスコミもおかしい。長野4人殺害の青木容疑者、県内の有名進学校校を卒業とまでは報道しているが、中退した大学はどこかは報じられていない。その高校の名前すらも報道あれていない。近所の人とか同級生に確認すれば、直ぐにも高校大学は明らかになると思うのだが、マスコミは全社、それをしていない。どこかからか強いブレーキが掛けられているとしか思えない。チャットボットに大学を聞いてみたら、チャットボットも大学名は分からない、とのことだった。

そもそも今回のこの報道、最初は民家に逃げ込んだと報道していたが、そこは自分の実家、自宅であり、翌日本人が投降して以降、報道されるようになった。又、青木なる犯人名も最初は中野市議会議長の長男との報道で、実名をだしていなかったが、最初から分かっている名前、なぜ隠していたのか、自分には全く理解できない。

 

一番理解できないのは、4月始めに宮古島沖で墜落した自衛隊ヘリの報道で、今までマスコミは自分から見たら僅少の、最低限の情報しか報道していない。自衛隊からの広報が全く無いからそうなるのかも知れないが、マスコミサイドとしての独自の調査報道もあって然るべきだが、それもない。海中からフライトレコーダーが回収されたとの報道は1か月前にあったが、その後の追加報道はプツンと途絶えている。解析などは1週間もあれば、ほぼ解明できる筈だ。事故からもう間もなく2か月になるが、どういう機序で、どんな風に墜落し、シートベルト着装の有無、発見時の隊員の状態、等々、国民が知りたいと思う情報が全く開示されていない。まるでブラックボックスだ。報道が全く無いから、人々は2か月前の重大事故ではあるが、もう記憶の中から欠け落ちてきている。恐ろしい事だ。自衛隊は何を恐れているのだ? 国民の目から何を隠したいとしているのか? 判明で来た事実は、速やかに公表すべきだ。