ちゃおチャオブログ

日々の連続

4.8.(水・晴れ)選挙にならない地方選。

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世の中、四六二十四時間、コロナ禍でテレビも新聞もマスコミもどこもかしこも井戸端会議もコロナコロナで大騒ぎしているが、全くコロナのパンデミックだ。

コロナ騒動はマスコミに任せておくとして、気になる新聞記事があった。4月5日、日曜日に行われた地方首長選だ。新聞には6市の市長選の結果が出ているが、華々しい戦いを勝ち抜いたのは徳島市長選で36歳の女性新人、内藤佐和子さんが、史上最年少の女性市長に選ばれた。東大卒の才媛だが、学生時代に多発性硬化症という難病に罹患した。それを乗り越えての市長選、現職市長を破っての見事な勝利だった。

他の5市の内、選挙が行われたのは、高砂市のみで、ここでは新人同士の戦いだった。

他の4市は無投票で、小諸と下松が再選、常陸大宮と安芸高田が新人だった。結局この4市に関しては、対抗馬が出ず、市民の選挙権を奪ったことになった。知事選では大体どこでも共産党が立候補するが、地方市長選までは手が回らないのか・・。最近の知事選でも無投票再選が目立つようになってきた。

議員が選挙により選ばれる。その選挙制度、なし崩しに形骸化し、事前の話し合い、調整によって、次の首長が決定され、投票の機会が奪われる。選挙が民主制度の根幹に関わることであるのに、選挙民は無関心だ。政治プロに動かされ、年々投票率が低下して行き、最後は無投票になる。日本を変えよう、と声高に叫ぶ人たちは、先ずは投票率を上げる努力をしなければならないだろう。自分は過去投票に行かなかったのは、数えるほどもない。

 

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