ちゃおチャオブログ

日々の連続

6.6(土・晴れ)藤井の快挙。ボーガン殺人。

 

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昨日はいろいろな出来事、事件があった。

先ず最初の快挙は、藤井七段、ギリギリセーフで史上最年少の将棋5大タイトルの挑戦者となる。今期棋聖戦はコロナ騒動で、将棋も囲碁もすべての対局が中止され、藤井の最年少記録は一時絶望視されていたが、先週の緊急事態解除後、将棋も囲碁も再開され、先週準決勝で佐藤天彦元名人を破り、昨日の決勝戦では長瀬2冠を見事打ち破って、いよいよ来週は渡辺朗棋聖との五番勝負に臨むことになった。

これまでの最年少タイトル挑戦者は屋敷九段の17歳10か月で、今回藤井は31年ぶりに4日分の記録を更新した。屋敷九段は翌年18歳で棋聖戦のタイトルを獲得したが、もしも藤井が今期勝利すれば、1年早い最年少タイトル保持者になる。今の藤井の実力からすればそれも可能であり、大いに期待が持てる。コロナ禍で打ち沈んでいる日本人に大きな希望と力を与えてくれる快挙だ。藤井七段、頑張れ!

 

この喜ばしい青年の快挙とは一転、全く悲惨な殺人事件が宝塚であった。23歳の長男が母親と祖母、弟を洋弓のボーガンで至近距離から打ち込み、射殺したのだ。弓矢が頭部を貫通し、有無を言わせぬ一瞬の犯行だ。家族に向けられた憎しみの憎悪。本来助け合うべき家族が憎悪の為に目の前から消したい一心で殺害に及ぶ。先週は青森で、35歳の長男がハンマーで61歳の母親を撲殺した事件があったが、この家族は半年前に父親を亡くしたばかりだ。母子の状態がどんなだったのか続報はないが、人を殺す程憎む。精神のるつぼの中に入り込んでしまい、抜け出られなくなったのだ。人は結び付くこともあれば、反発し合うこともある。反発して分離し、分かれてしまえば事は簡単だが、反発し合っても分離できず、そのるつぼの中で、愛憎は煮えたぎり、沸点に達し、相手を排除する。悲しい出来事だ。

宝塚事件、もっと裏の背景、続報を待ちたいが、テレビは相変わらずの芸能番組、毒にも薬にもならない番組を垂れ流している。人間の心の中に巣くう悪鬼。突然に間欠泉のように噴出したのか・・。

 

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