藤井聡太7段が銀河戦で相手の阿部7段を破り、史上最年少の16歳で100勝達成の記録を作った。100勝18敗。それまでの記録は羽生善治の17歳。大変な記録だ。これからどんどんタイトル戦の優勝争いに絡んでくるだろう。
その羽生さん、一時は7大タイトルを独占したが、今や唯一残っているのが竜王。現在広瀬8段と争っているが、3勝3敗で、来週20日、21日に下関で最後の戦いが行われる。羽生がこれに勝てば、これまた前人未到のタイトル保持100期を達成。負ければ27年ぶりに無冠となる。羽生にとっては天国と地獄。さて、軍配はどちらに下るか・・。
囲碁の方では井山が相変わらず頑張っている。世界戦では冴えないが、国内では断トツ。王座戦を一力8段と争い、3勝2敗で防衛し、7大タイトル獲得数は通算42期となり、趙治勲の記録と並んだ。趙治勲の記録は来年中には破られるだろう。井山のタイトル数、幾つまで伸ばしていくだろうか・・。将棋も囲碁も、これも又、楽しみだ。