ちゃおチャオブログ

日々の連続

6.9(火・晴れ)国会中継。国民をバカするな!

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第2次追加予算を審議する衆院予算委が朝からNHKで放映される。全くあぶく銭の摑み取りの様相だ。中小企業を救済する為の持続化給付金、1社当たり最大200万円、総額2.3兆円の巨大予算だが、その手続きを請け負う事業費が、何と769億円! 給付金の支払いをするだけの業務で、これ程膨大な経費が掛かるとは! 個人の10万円支払いと違って、法人の場合は各会社ごとに法人番号が登録され、全てコンピューター管理されていて、パソコン作業で、簡単な手続きで済むと思うのだが、800億円近くの事務経費とは! 国会の場で詳細に内容確認しなければならない。 今日取り上げられたのは、その事務経費769億円が得体の知れない社団法人に委託され、その法人は、そこから20億円を中抜きして、電通に丸投げしている。 その20億円の内訳は何だ、と確認したら、振込手数料とのこと。そんなバカな! 今はネット送金で、パソコン上、振込先口座を打ち込むだけで、簡単に送金できる筈だ。そんな簡単な手続きに、どうして20億もかかる! ごまかし、ダマシが横行している。1.2億人の国民一人当たりの10万円給付金に掛かった経費と、比較すると良い。この769億円が如何にバカげた経費かは一目瞭然になる筈だ。

 

先日のアベのマスク、当初530億円と言われていた総額の費用がマスコミや国民からの高すぎるじゃないか、との抗議で、いつの間にか総額費用が200億円も減額され、320億円にまで下がった。マスコミ、国民が黙っていたら、誰かが途中で200億円をピンハネする処だった。

この持続化給付金の事務費、電通に丸投げされてから、電通は何もしないで。数社の下請けに外注し、更にその下請けが更に孫請けに出して、幾重となく中間マージンをピンハネされている。全くもってあぶく銭の摑み取りだ。2.3兆円の税金が一気に動けば、巨大なバブルが出来るだろう。美味しい思いをし、懐が潤った関係者は何人もいる! 国会は国政調査権を使ってまでも、厳密に執行内容を調査しなければならない。

総理は今日も国会で、100年に一度の大災害だから、予備費10兆円は当然に必要だ、との答弁。100年に一度の大災害など誰が、どういう根拠で決めた! 馬鹿にするな! 今回のコロナが75年前の戦争、敗戦よりも甚大な被害を日本に及ぼすと言うのか! 被害を大げさに言い、被害を大げさに膨らまし、国庫を掠め取ろうとする魂胆か! 金輪際、100年に一度の大災害など言わないでくれ!

 

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