ちゃおチャオブログ

日々の連続

7.28(木・晴れ)打ち出の小づち。

 

 

スポーツの祭典、オリンピックが金権に塗れているとはもう何年も前から言われ続けてきたことだ。先日、東京五輪事務局が終了し、決算報告書を出した。経費分で1.5兆円、建築費等の総額で約3兆円。莫大な国費を使ったが、コロナ禍の開催で、外国人観客も呼べず、取らぬ狸の皮算用、売り上げゼロで、真っ赤っかの大赤字。もろに持ち出しになって、そっくり都民、国民負担になる。スーパーマリオの衣装まで着て、大風呂敷を広げた安倍元総理、目論見は全くの大外れで、墓場の陰でどう思っているか。普通の総理ならボヤく所だが、安倍さんに関しては、もう知らん顔か。結果論から言えば、余計なことをしてくれたお陰で、後世への負担が又増えた。そのスーパーマリオのいで立ちにしても、安倍昭恵さん御贔屓の電通辺りに莫大なアドバイス料が支払われているのだろう。1,5兆円の明細がなにでは、どこへどのように使ったのかは、皆目分からない。オリンピック誘致の際に支払ったシンガポール在住の胡散臭い男への2億円の支払いも、今ではうやむやになっている。唯一、竹田会長が責任を感じて、途中退任しただけだ。

 

昨日東京地検特捜部が五輪組織委高橋元理事の自宅、事務所、贈った側の青木会長宅、会社等へ強制捜査が入った。青木が支払った4500万円のアドバイス料に関しての贈収賄容疑だが、まあ、入り口事件として頑張ってもらいたい。これだけで終わったら、ネズミの尻尾切り。本当はもっと深い闇があって、巨額な裏金が政治筋に流されているに違いない。森ー小池ー安倍の一連の流れが裏でどんな風に渦巻いているのか、外からは全く見えない。高橋容疑者も元電通マン。国庫など打ち出の小槌程度にしか思っていないのだろう。ここは検察の快刀乱麻の働きを期待する。腐った日本を救い、立ち直らせるのは、検察警察の力を頼むしかない。ガンバレ、皆さん。