ちゃおチャオブログ

日々の連続

8.18(木・晴れ)トップが腐れば組織も腐る。泥にまみれた東京五輪。



 

東京五輪には反対する声も多かった。祭り好きの慎太郎がやろうと言い出し、後を継いだ猪瀬が徳洲会からの5000万円裏金事件で都知事の座を追われ、東京五輪はポシャッタかに思えた。だが、後を継いだ百合子さんが、森ー百合子ー晋三の同じ派閥の仲間内で、何故かまた復活し、慎太郎以上に名前追いの好きな百合子さんと晋三君、森のじいじを担ぎ上げて、再トライ。どこから捻り出したか知らないが、2億円もの大金を買収資金に使って、見事射止め、五輪は本来開催都市が主人公であるべきところ、総理の晋三君が前回ブラジルまで行って、マリオに扮してまでして名前を売って、次回東京をアピールした。本来は百合子先生が唐往きさんの恰好位してしゃしゃり出れば良いものをマリオ君が国の開催に格上げし、当初予算の1.5兆円が倍の3兆円まで膨らまし、大いなる国庫、税金を投入した。

 

裏金の買収資金2億円が、海の向こうから明るみに出て、JOCは知らぬ存ぜぬを決め込んでいたが、外圧には耐えきれず、とうとう責任を取る形で竹田総裁が引責辞任し、次いで森の爺さんも病み上がりの病弱ではあるし、そもそもスポーツの祭典は若者が主流でやるべき処、80過ぎても尚、会長の座にしがみ付き、どうしてそれ程までに執着するのかと、傍から見ていても訝しく思っていたが、何はともあれ、東京開催はコロナで1年延期されることになり、しかもその1年後は無観客の開催ということになり、最長総理在任記録を作ったマリオ君も、無観客では意味はないと、さっさと総理を降りて、それを汐に爺さんも会長を降りた。もう利益は十分に得た。名前も売れない大会までこの先1年も付き合いきれるかと。

 

票の買収から始まって、当初予算の倍以上に膨らんで終わった東京大会。スポーツの祭典には相応しくない、金に塗れた大会だったが、ここへ来て、昨日五輪元理事の高橋が贈収賄東京地検に逮捕された。当面の容疑は5000万円の受託収賄だが、送る側の青木からはこれ以外にも2億円以上のお金が協賛金名目で高橋に渡され、その大半が使途不明になっているという。トップの人間が税金を湯水のように使えば、下にいる人間は私服を肥やす。トップが腐れば組織が腐る典型だ。久々の東京地検特捜部。徹底的に腐った部分を抉り出してくれ。