ちゃおチャオブログ

日々の連続

9.7(水・曇雨)汚れちまった東京五輪、フィクサー高橋。汚された国葬儀。



 

東京五輪収賄事件、泥沼のような様相だ。電通上がりのフィクサー気取り、組織委理事の高橋にやりたい放題。それも100万単位の額ではなく、数千万単位の金が動いている。

そもそもこの五輪、石原東京都知事が自身のレガシー作りの為に東京招致を計画したのだが、北京、ロンドンと破れ、本人も都知事を辞任し何故かまた国会議員に復帰し、東京の五輪熱は終わったかに思えたが、後を継いだ百合子氏が慎太郎を越える程の有名病者で、再び動き出した。

五輪は本来都市開催なのだが、百合子氏より更に輪を掛けてレガシー作りに熱心な晋三総理が、都市開催を脇に置いて、国自らが乗り出して来た。組織委員長に森元総理、百合子都知事、晋三総理、と役者が揃った。皆自民党森派の面々、現安倍派の顔ぶれだ。国民も日本で五輪が開催され、多くの日本人選手がメダルに輝くのを見るのは嬉しいし、お金の心配さえしなければ、五輪開催は大喜びだ。

処が、当初予算の1.5兆円が、終わってみれば3兆円超。晋三総理からすれば、五輪を起爆剤にして、3倍、5倍の経済効果を期待していたが、好事魔多し、コロナ禍の開催で、外国からのお客さんはゼロ。3兆円は全くの持ち出しになり、更に箱物の負の遺産を背負うことになった。悪のシンジケートには天は味方しない。だが3兆円もお金が動いて、トップの幹部連中だけは喜んだかも知れないが、結果的には日本人を貧しくさせた。

そもそもこの五輪、東京招致の際に2億円も大金をシンガポールの五輪フィクサーに裏金を使い、アフリカ系の票の買収を行った疑惑が持ち上がり、日本の官憲は容疑無しと不問に付したが、どっこいフランス官憲は竹田JOC会長を取り調べ、現在もその調べは続いている。竹田会長は責任を取る形で辞任したが、晋三総理の意向を慮ってか、日本の官憲は全く動かずじまいだった。買収行為、買票行為は元総理の得意技で、それは広島選出の元総理のカバン持ち、河井夫婦で実証済みだが、その自民党費から持ち出された1.5億円の流れについては未だ藪の中だ。

 

汚れちまった五輪開催。本来この買収行為が公になった時点でオリンピック精神は汚され、清浄な日本国とすれば、開催返上すべきだったのだが、レガシー作りに懸命な晋三総理の元、百合子氏を差し置いて、自らマリオに扮してリオにまで乗り込み、意気揚々で引っ張って来た。しかし、コロナで、開催中止にまで追い込まれたが、遮二無二1年延期で無観客開催に漕ぎつけたが、経済的には大失敗で、レガシー処か、先見の明の無さを露呈し、国民負担を増大させるだけになった。

東京五輪が終わって1年、元総理が暗殺され、検察の重しが取れたのかどうかは知らないが、ここへ来て、五輪の裏の顔、金金金にまみれたずる賢い男、元理事の高橋が収賄容疑で逮捕された。紳士服AOKIからの5000万円、大広からの1500万、昨日は又出版の角川からの7600万円。分かっているだけで1億円以上の裏金だ。森の名前も出てきている。今の処200万と小口だが、裏でもっと大きな金をせしめているのだろう。良い歳の爺さんが、何時までも会長職にしがみ付いていて、羽振りを聞かそうとしている。みっともない年寄りの代表みたいな人だ。情けない元総理だ。政治の元凶だ。