羽田からの飛行1時間半で松山空港へ。
県外移動解禁二日目、まだ旅行客は少ない。
土産店もガラガラだ。
羽田空港からは約1時間半、雨雲の厚くかかった上空を飛行し、大坂を過ぎた辺り、中国山脈の上辺りから雲も薄くなり、切れ目から眼下の瀬戸内の島影が見えるようになってきた。機は瀬戸内を横断し、海岸線が急速に近づき、9時、海辺に近い松山空港に着陸した。松山には今回を含め3回来ているが、空港へ来たのは2回目だ。前回はもう15年以上も前の事。現役時代だった。空港が依然と同じかどうかの記憶はないが、新しく綺麗な建物だ。前2回の巡礼ツアーで徳島、高知とやってきたが、どこの空港もピカピカで新しい。日本は箱物にお金の掛け過ぎのきらいはないかのか。
徳島は徳島阿波踊り空港、高知は高知竜馬空港、去年の輪島は能登里山空港と呼ばれているが、この空港にはそんな名前もなく、単に松山空港。他の空港を真似て、松山ぼっちゃん空港などとすれば時流に乗ると思うのだが・・。まあ、そんな名前にしなくても、来る人は来るし、用のない人は来ない。空港の名前に釣られてその町にやって来る人はいないだろう・・。
コロナの影響か、羽田でもそうだったが、ここでも人は閑散。ずらっと土産店が並んでいるが、客の姿は見当たらない。コロナの影響を最も大きく受けているのは、こうした航空関係、観光業、運輸輸送、等々だろう。コロナ禍が長引けば空港も潰れるし、航空会社、ホテル業、バス会社などもバタバタ潰れていくだろう。日本は50年前、或いは100年前の前近代の時代に戻ってしまうかも知れない。県外移動が解禁されて今日はまだ二日目だが、漸くほっとした。ベルトを強く締め過ぎたら、窒息して死んでしまう。3密を避ける工夫をして経済をNormalな状態に戻して行かないと、日本全体が死んでしまう。天から降ってきた10万円も有難く使わせてもらいましょう。
空港は2回目だが前のビルとは変わっているようだ。
どこも地方空港は立派だ。後進国の国際空港並みだ。
どう見てもお金の掛け過ぎと想えるが・・。
箱物、門構えの好きな日本人らしい。