内子町旧市街を通り抜けてホテルに向かう。
通りの店は多くが閉じられていたが、酒屋は元気に気を張っている。
裏通りの皆さん、静かに生活している。テレビ音も聞こえないし、猫一匹もいない・・。
古い造りの板塀も、凝っている。
宇和島でもそうだったが、この町も花好きの人が多い。
ホテルＡＺは国道56号線に面しているのだが、内子の市街地からは細い路地を通り抜け、お寺の横の道からネットフェンスが途切れた場所から駐車場を横断してホテルに入ることが出来る。先刻チェックインの時には２－3台の車しか駐車していなかったが、小１時間か或いはそれ以上か町内を歩き、戻って来た時には駐車車両も１０台以上に増えていた。夕食の時間に間に合うように、皆さん集まって来たのか。フロントに聞くと、店内にはビール販売機は置いて無いとのこと。道路の反対側にスーパーがあり、そこで買えるとのことだった。今晩は飲み放題だからどうしようかと迷ったが、風呂から上がった後の一服もしたい。スーパーレディまで買いに出掛ける。
愛媛県内にはスーパーレディの看板を良く目にする。このレディがＲｅａｄｙを意味するかＬａｄｙを意味するか不明だが、店内の様子を見るとどうもＬａｄｙのようだ。まあ何でもビールが売っていれば、どうでも良いや。ホテルに戻る途中、バス停に２－３人バス待ち客がいる。この時間、どこへ行くのだろうと、行き先を見ると、ここは高速バスのバスストップで、行き先は広島、大坂、東京等と出ている。ああ、夜間高速バスだ。先年徳島に行った時、駅前から東京行の高速バスが出ていたが、四国も今は本州と橋で繋がっている。もう島ではないのだ。そう言えばその時、徳島から大阪まで明石海峡大橋を渡って大阪まで出た。およそ２時間、２０００円程だったか・・。電車で行くよりは時間も早く料金も安かった。
食堂は１階にあり、オープンは６時半からだ。少し遅れて行ったら、もう既に５－６人の先客がいた。チェックインの時に、飲み物はどうされますか？と聞かれ、ビールの値段を聞いたら中ジョッキで４５０円。飲み放題は１０００円。料理はバイキング。ジョッキ２杯分でほぼ飲み放題の金額なら、当然飲み放題だろう。入口で透明のビニール手袋を渡され、手袋をして食べたり、飲んだりする。別に医者になった気分ではないが、これがアフターコロナの新業態なのか。バイキングだから、いろいろな人が皿に触れる。誰かが感染者なら、クラスターになる。こうした惑わしさも今はやむを得ないことだ。
１時間半の飲み放題、料理の方はもう一つだったが、お酒に関してはより取り見取り、最後まで頑張った。１時間半の間に多少の出入りもあったが、最大で３０人程か。自分が食堂を出る頃、まだ４－５人の若い人が飲み放題を楽しんでいた。皆、観光客ではなく、何かの仕事か用事で、この町に来ているようだった。部屋で一休みし、稲さんにメールを送る。昨日御荘町で紫電改を見てきて、その写真を添付してやった。飛行機とか艦船、軍艦の好きな彼には喜ばれるだろう。早速、ありがとう、の返信が来た。彼は彼で、今日は呉の大和ミュージアムへ行っているようだ。
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裏道を抜けて、お寺の横からホテルに入る。
- ホテルの前が国道５６号線で、高速バスのバスストップがあった。
- 東京、大阪、広島等、遠方まで行っている。
- バイキングでたらふく食べて、飲んだ。
- この店はＡＺ Ｃａｆｅ Ｓｈｉｄａｋａ．という。?シダカ、珍しい名前だ。どんな字を書くのだろう・・。
