東京地方も昨日から梅雨明けで、今日は久しぶりに八王子に行く。９時Ｉｎａさんの迎えで出発。前回行ったのはコロナ禍の５月。その時と比べ交通量は倍くらいに増えてはいるが、夏の土曜日、例年のような渋滞はない。
城址事務所へ行ったらびっくり。前回あった竹棒のストックは一切無いし、休む椅子も、水飲みの噴水も撤去されている。徹底している。そんなバカな。ストックからコロナが感染する人はいないだろうし、ましてや水飲み場。行政の硬直化はこんな所にもでている。
春先の大雨で橋が流され、迂回して登っていたが、その橋も完成している。２カ月ぶりの山。少しは変化しているが、全体に言えることは、人の手が入らず、あちこち草ぼうぼうの場所が増えてきて、今現在都はコロナ対策で莫大な予算を費消していて、去年までの黒字蓄積は、現在殆ど底をついている。このまま予算が無くなって、山には手が回らなくなれば、山は自然に帰る。登山道も廃れてしまうだろう。世界遺産登録の話など、どこかへ吹き飛んでしまう。
山頂からの眺めはいつもと変わらない。やや雲が掛かっていて、江の島までは見えないが、平和な東京が広がっている。今年、来年、再来年位までは登れるだろう。後何年登れるか・・。
帰り和光に寄る。魚がバカ安。飲み屋の仕入れがないので、こうした店にも安売りの波が波及してきているのか。カツオが１尾８００円もしない。サザエも１個で１００円、５個で３５０円。ウソみたいな値段だ。Ｉｎａさんに分けてやる、と言ったら遠慮していたので、２個だけ買って、つぼ焼きにする。カツオは大きすぎるので、少し小ぶりのハマチを買って、半身を刺身におろし、残りは明日の煮物にしよう。全く価格破壊もここまで押し寄せてきた。
