東京は一昨日からの梅雨明け。昨日、今日と本格的な夏がやってきた。遅い夏の始まり。真夏の暑さも２週間が限度だろう。お盆を過ぎれば、途端に秋風が吹く。今年もクーラーが何回使えるか・・。せいぜい５回位か・・。
宮沢賢治が生きていた頃の稲作は冷夏に弱く、今年のような夏では直ぐにも不作、飢饉になった。今は稲も寒さに強くなり、今では特Ａの品種は新潟のコシヒカリを抜いて、北海道米が上を行っているが、冷夏と言っても賢治が生きていた時代のように、それ程強く心配することはないだろう。
それよりも、このコロナ禍。遊びは自粛され、消費も伸びない。各地海辺や観光地は、大打撃だ。経済の底冷えはより一層激しくなる。日本が、世界が、この苦境から立ち直れるか・・。人々が生きるがために皆利己的になり、自己の利益を優先し、他人のことなど構わない。戦国時代のようになるとは思わないが、弱者強肉、他人を思いやる心が失われ、皆自己中心の世の中にならなければ良いのだが・・。
今日の千秋楽、果たして誰が賜杯を手にするか。照ノ富士も頑張ってはいるが、矢張り、日本人力士に優勝してもらいたい。国技を日本に取り戻せ！
