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日々の連続

愛媛(伊予一国)ドライブ巡礼(46)霊場第五十二番太山寺に参詣。

石手寺渡らずの橋の横に建つ観音像。

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中国の楊貴妃とか竜宮城のお姫様のような姿だ。

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ローソンの前から石手寺に黙礼する。

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太山寺山門。お寺はここから更に500m程車道を歩いた先にある。

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山門脇に車を止めて、ここからお寺迄は歩いて行く。

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四国霊場五十一番石手寺から次の霊場太山寺へは一山超えた海に近い場所にあり、山越えの10数キロを走破しなければならない。先刻石手寺の裏山の森の中に消えて行った歩き遍路は、今頃はどの辺りを歩いているのだろう。コロナ禍で参拝者も巡礼者もガクンと減っている今、山中で行き交う巡礼者もいないだろう。一人何を思い、何を想起し、薄暗い山中を歩いているのだろう。ローソン駐車場から改めて石手寺の森を眺め、次の太山寺に向かった。

松山の巡礼道は山中の久万高原にある岩屋寺から、山を下り降りて平地の浄瑠璃寺からは市内の平地を順番に進んで行くのだが、寺と寺の間には、小さな小山や峰があって、歩き遍路の人は、そうした山中を上り下りして行かなければならない。石手寺から先は海岸に沿って、今治まで進んで行くのだが、この太山寺辺りからは、霊場は瀬戸内の海に近い場所に建っている。太山寺はその手始めのお寺になるのだ。

車は一旦松山港の近くに出て、その背後にある山に向かう。海に近い寺と言っても、境内はちょっとした山懐にある。ナビで示された駐車場に車を止めると、目の前に山門が建っている。普通山門があれば、その直ぐ先に境内と本堂が建っているのだが、この寺は、山門を潜ってから、更に又車道が延々と続き、境内直前の石段に達するまで、10分程度は歩かなければならなかった。昨日大宝寺に参詣した時、同様の経験をして、駐車場から相当長い杉林の参道を歩き、最後の石段の直ぐ横に参詣者用の駐車場があったのが分かり、かなりがっかりしたが、この寺も山門横の駐車場から境内の石段までは随分と歩かされた。

庫裏とか墓地とか畑とか、今は休業中の旅館宿坊等を通り過ぎると深い木立の中に入り、丁度その入り口付近にもう一か所の駐車場があって、本来ここまで車で来られたのだ。約500m、10分位は損をした。その森のような木立の突き当りは鬱蒼とした林の中に神社の鳥居、沢山の石像、地蔵像、等が置かれていて、一種異様な感じの雰囲気だ。その正面に長い石段があって、上の方にちょっこり山門の一部が見える。漸くお寺にやってきた。

 

参詣者用の駐車場は車道を登った先にもう1か所あるが、後で気が付いた。

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途中に旅館とか喫茶休憩所などもあるが、今は休業中のようだ。

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旅館、宿坊も今は休止中だ。

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旅館を過ぎた辺りから深い木立になる。

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車道の突き当りには、境内に向かう長い石段があった。

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